ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

  2019年の8月から始めた筆者が細々と運営しているこのbotの、登録している楽曲を列挙していく記事です。登録曲数が100曲を超えたので記念に(あと自分の確認のためにも)公開します。随時更新していこうと思います。順番は(おそらく)登録順です。

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コーラス(ギターエフェクト)について【40曲】後編

何このサムネ…?*1

 

 続きです。作ったリストを聴き返してて「あれっ、これコーラスじゃなくね…?フェイザーじゃね…?」「ディレイじゃね…?」などとなるたびに楽曲を入れ替え続けてきたこのシリーズも一旦終わり。最後までコーラス漬けな記事になったと思います。

 前編では、自己都合*2で変な場所で切ってしまったので、おまけとして「コーラスがたくさん聴けるアルバム」のリストも作りました。10枚あります。

 

 前編はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

*1:Fire Alpacaとマウスで1時間程度格闘して出来たのがこれ。結局なんだこれ…。

*2:2月中に1個くらい投稿したかったから…。

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コーラス(ギターエフェクト)について【40曲】前編

 

 今回はコーラスについて書きますが、コーラスって単語もまたいろんな音楽的意味があってややこしく、みんなで合唱とかハーモニーするとかのコーラスもあるし、曲展開をAメロ・サビと言わずにヴァース・コーラスって言う用法もあるし、なんか日本だけなのか歌の1番までをワンコーラスとか言っちゃったりする*1、ややこしいですね。。

 今回取り扱うのはエフェクト、特にギターに掛けるエフェクトとしての“コーラス”についてです。あのなんか、プルっとしてたり、ドロっとしてたりする、アレです。なんとなく40曲ほど実例っぽいのを用意してプレイリストにもしたので、それも用いながら見ていきます。長くなるのが覚悟されたことおよび1ヶ月に1個くらい投稿したかったので、今回は前編となります。。

 

 なお、しばらく前に書いた以下のトレモロの記事と同じようなノリです。トレモロもまたいろんな意味があってややこしい単語だったな…。ヴィブラートとかも含めて、モジュレーション系の名前ってなんか複数の意味を、それも近い範囲で持ってしまってるものが多い印象。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

*1:なんかこれだけは時代がかった言い方な気がして、もう今ではあんま言わない用法かなあ。

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2023年 年間ベスト【25枚】

 この手の記事はいつもサムネ画像をどうするか悩む…今回はもういいやって感じで25枚のジャケットそのまま出し。

 

 2023年はとっくに終わり、新年早々地震に空港の衝突事故にと全然おめでたくないことばかり起きている状況ですが、この2023年中に書きそびれたものが2024年最初の弊ブログの投稿となりそうです。いささか周回遅れ感は否めませんが、書かないのもアレなので書いておきます。今回は遅れた分、2022年の20枚から5枚だけ増やして25枚としましたがまあどうでもいいですね。上のサムネ画像は単純にA→Zの順番で並べただけなので順位とは無関係です。

 過去の弊ブログ年間ベストはカテゴリーから見てください。今回も書いてて嫌になるような“いつの時代を生きてるんだ”的なリストです。

 

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大文字時代のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT【25曲】

 前期について書いたので、今度は後期について書きます。本当に便利な時期にバンド名が小文字表記から多文字表記に変わったもんだ。具体的には1998年の『G.W.D』*1から2023年の最終作『エレクトリック・サーカス』までの作品を後期とします。

 前期であるところの小文字のthee michelle gun elephant(1996年〜1997年くらい)についての記事はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 それにしても、後期になるとサムネ等に充てる画像が実に探しやすいこと。世間的にはやっぱり『ギヤ・ブルーズ』から後がこのバンドなんだなあ。チバがサングラスしたりオールバックになったりしてからがこのバンドなんだな。まあその後の彼の作風とかルックスとかと地続きなのは確かに後期だけども。

 

 

*1:正確にはこのシングルと次の『アウト・ブルーズ』まで小文字表記。だけどみんな普通ここからを後期にするでしょ。

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小文字時代のthee michelle gun elephant【25曲】

 チバユウスケが死んでしまって、悲しいとか何とかよりも「あっ、死んでしまったんだな」みたいなぼんやりした感覚だけあって、何とはなしにとりあえず彼の代表バンドであろうthee michelle gun elephantを聴き返してたら、前期と後期で好きな曲を集めたプレイリストができたので、それを元に、この亡くなったボーカリスト兼ソングライターがどのように異質であったか、そしてバンドがどれだけ素晴らしいものだったかをぼんやりと見ていく記事です。

 タイトルにあるとおり、今回は小文字時代、つまり“thee michelle gun elephant”表記だった時代の分を見てきます。大体メジャーデビューの1996年から1997年までの、よく見たらたった2年の時期に、彼らはアルバムを3枚と多数のシングルをリリースしています。カップリングに多数のトラックがあり後に編集盤『RUMBLE』に纏められるほどに曲を連発して、清々しいくらいに勢いで突っ走っていた、そんな時期です。

 なお、正確には小文字時代はシングルの『アウト・ブルーズ』までで、その後のシングル『スモーキン・ビリー』からが大文字表記の“THEE MICHELLE GUN ELEPHANT”になるようですが、普通シングル『G.W.D』から後期かなあって感じだと思うので、その基準でいきます。なのでシングル『VIBE ON!』は1998年1月のリリースですが、今回の範囲として含めます。

 

 

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『ニュールンベルグでささやいて』『C.M.C』The Roosters(1982年〜1983年リリース)その他諸々

 前回の記事で、サブスクがついに解禁されたThe Roosters(z)の全スタジオ“アルバム”についてレビューしましたが、今回解禁されたもののうち唯一(唯二?)アルバムではないけども解禁された作品があります。今回はそれらについての話です。どちらも1982年にひとつのセッションで録音され、なぜか2枚(+α)に分けてリリースされたものですが、もしこれらが1枚のアルバムとして出ていたら…という妄想も含めてお送りしていきます。

 先に妄想の結論を書いておきますが、筆者の個人的な評価としては「もしこの時期の楽曲が1枚のアルバムに結集していたら、日本のオルタナティブロック界の『風街ろまん』になっていただろう」というものです。しばらく前からちょいちょいこんなこと書いてますがなんのことだったのやら。これについても当然触れます。

 前回の記事はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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The Roosters(z)の全スタジオアルバム(10枚)

 

祝・The Roosters(z)全スタジオアルバム(+α)サブスク解禁!

 

 ということで今回は、そんな解禁されたオリジナルスタジオ“アルバム”全10作品を順番に見ていく記事です。タイミング!

 

 ちなみに、今回のサブスク解禁は相当に悲願な出来事で、その辺の様々に困難だった事情を以下の記事で少しばかり書いていました。もう過去のことになってしまいましたが参考までに。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 あと、割と今回の記事に近い書き方をしたことのあった、ムーンライダーズの記事はこちら。というかムーンライダーズの記事の時の書き方に準じて今回書きました。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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『luminous』ART-SCHOOL(2023年6月リリース)

songwhip.com

 

 ART-SCHOOL全作全曲レビュー、2023年現在ではこれが最後にして最新の作品になります。6月にリリースされたこの作品は昨年の4曲入りシングル『Just Kids e.p.』に続く作品で、フルアルバムとしては2019年の『In Colors』から3年ぶり、通算10枚目の作品となります。

 全10曲で合計約32分という歴代最短のサイズで、収録楽曲のスタイルのこともあって再生開始から聴き終わるまでの疾走感はあの“勢いだけで作った”かのようだった1stアルバム『Requiem For Innocence』さえ凌ぐのでは…という、よく考えたらなんだか凄いなこれは…という作品です。見ていきましょう。

 

 前作『Just Kids e.p.』の弊ブログレビューはこちら。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 前々作『In Colors』の弊ブログレビューはこちら。結構前に書いたものなので今と書き方の形式や文体が結構違うのはご愛嬌。。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 前々々作『Hello darkness, my dear friend』のレビューはこちら。順番はおかしいけど、この記事の直前に書いたのはこれです。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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