ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

ムーンライダーズを聴き始められる10曲

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 しばらく前の「昭和の10曲」の記事で聴き始めてからというもの、本当にムーンライダーズばっかり聴いてる。本当に聴き始めるのが遅すぎたなあと人生ぐるみの反省をしつつも、それ以上に今更こんなに巨大な関心が向く音楽が、しかもこんなまとまった量あることに、最近の自分の中でも結構珍しくエキサイティングな日々でした。

 

 しかしながら、こうやって嵌まり込むまで、何故だかムーンライダーズに妙な苦手意識があったことも確か。その理由は、どうしても1976年というその長大なキャリアゆえの、いわゆる古くからの「名曲」にはじめはなかなか馴染めないとか、他にも色々な要因は考えられます(勝手にそんなの考えて失礼な話だ)

 

 それで、じゃあどんな曲をもっと早くに聴いてたら、今くらいにムーンライダーズに熱中してたか。今回はそんなことを考えたりしながら、10曲を選んでみました。10曲の順番は時代とかタイトル順とかでもなく任意に、恣意的にバラバラになっています。

 

 なお、ムーンライダーズは「6人組ロックバンド」ということになりますが、その6人ともが作曲をする、そしてそれぞれの楽曲に作曲者の個性や傾向が滲み出てくるという、慣れるとそういう楽しみ方も出来てくるバンドですが、今回は何らかの筆者の個人的なキャッチーさにこだわって選曲したため、全メンバーから1曲ずつみたいには出来ませんでした。そういう意味で、本当に好きな人が読むと半端なリストかもですがご容赦ください。

 

 あと、ムーンライダーズはその長大なキャリアの中でいくつものレーベルに所属しては移籍を繰り返してたからか、音源の配信やサブスクでの揃いがかなり厳しい…。特に90年代中盤〜後半がかなり絶望的なので、どうにかなりませんかファ◯ハウス様…。

 

 各アルバムのレビューは、OTOTOYでこんな形で行われているようです。こっちを読んだ方がよっぽど早いのかも。

ototoy.jp

(2019.6.30追記)もう10曲分書きました。メンバー全員の楽曲に触れてます。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 

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『Old Age Systematic』NYAI

OLD AGE SYSTEMATIC

OLD AGE SYSTEMATIC

 

 福岡の男女混合5人組バンド・NYAIがブレイクしかかってる!2nd『HAO』リリースを目前として、タワレコメンの選出ネッツトヨタ福岡とのコラボ等、非常に盛り上がっています。これもう近年福岡のバンドで一番売れたやつになりそうですね。

 

 なので、その人気に便乗してこのしょぼくれた拙ブログのPVをせめて稼ごう!という厚かましい気持ちで、この彼らの1stアルバムの全曲レビューをします。こっちも現在、タワレコでパワープッシュされているとのことで、ギターロックがお好きでまだチェックされてない方は是非、手に取ってみて下さい。私もライナーノーツとしてやたら長く拙い文章を載せてもらっています。

 未聴の方、まずはこの曲を聴いて下さい。とてもキャッチーです。

www.youtube.com

 また、バンドのリーダー・takuchanさんのセルフライナーもこちらで読めます。

takumahatensi.wixsite.com

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(ex-2 目次)

 筆者のオールタイムベストかもしれないこのアルバムの1連のレビュー等について、ある程度後から読みやすくするべく、目次を作っておきます。各曲ごとの記事にリンクを貼っています。

open.spotify.com

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

 

1. I Am Trying to Break Your Heart

2. Kamera

3. Radio Cure

4. War on War

5. Jesus, etc.

6. Ashes of American Flags

7. Heavy Metal Drummer

8. I'm the Man Who Loves You

9. Pot Kettle Black

10. Poor Places

11. Reservations

ジャケット・ソングライティング・アレンジ・総評

歌詞翻訳まとめ

 

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(ex-1 全曲歌詞翻訳)

 アルバム1枚分翻訳した歌詞を曲順に列挙しておきます。

 後で自分で見返す用でもあります。 訳し間違えとかあれば教えてもらえると大変助かります。

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Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

 

 元の英文の歌詞は、ここで読めます。おそらくこれが歌詞カードに正確なものです。

wilcoworld.net

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(12/12 その他・全体の総評)

 当初は2002年の音楽ランキング1位として予定して、結局のところ長く時間を空けてから、12回に分けて投稿することにしたこのアルバムのレビューとも、思い込みの羅列とも、妄想とも取れない、なんかよく分からない気味の悪い文章の、今回が12回目、最後の回になります*1。今更何を書けばいいんだろう。。

 

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Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

 
  • ジャケット
  • ソングライティング全般
  • 歌詞全般
  • アレンジメント全般、及びジャンル考察
  • 総評

 

*1:12回に分けて見づらい気もしたので、全部終わったらインデックス的な記事と、あと歌詞翻訳をまとめた記事をパパッと投稿する予定です。

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(11/12 Reservations)

 アルバム収録曲全11曲めのうちの11曲目、最終曲です。

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Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

Yankee Hotel Foxtrot

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11. Reservations

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  • 楽曲精読
  • 歌詞翻訳
  • 楽曲単位総評
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【コンサートキャンセル記念】マーク・コズレックの10曲

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  ファック!!!*1

 アメリカのクソ野郎で天才、マーク・コズレックの全キャリアより10曲、個人的に最高なやつを選んでいきます。彼がどんなにクソ野郎で優れたソングライターか、見ていきましょう(やけくそ)。

 時代順です。彼のキャリアはRed House Painters→Sun Kil Moon、たまにソロ、というかんじになっています。このブログの更新中に、今年もすでに新譜を出していたことに気づきました。7曲で90分ってどうよ…。

 

*1:どんくらいチケットの売り上げヤバかったんだろう…。

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(10/12 Poor Places)

 いよいよこのアルバムもクライマックスになってきたなという10曲目。実質アルバムタイトル曲的なポジションになります。どういうことか。まあ聴けばわかるんですけども。この曲や次の曲(あと『I am Trying〜』とか『Radio Cure』とか『Ashes Of American Flags』とか)があるおかげで、Wilcoが「アメリカのRadiohead」と呼ばれるようになった、と言っても言い過ぎでは無いのかも。このアルバム的な素っ気なさと壮絶さと、その両極を極端に有している楽曲。

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Yankee Hotel Foxtrot

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10. Poor Places

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  • Wilcoとラジオ・無線
  • 歌詞翻訳
  • 楽曲単位総評
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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(9/12 Pot Kettle Black)

 アルバム11曲のうちの9曲目。アルバム中でも割とゆるくポップな2曲を経て、アルバムの最終局面に向かって密やかに加速していくような、そんな曲です。このアルバムでも爽やか系な楽曲なのに、『War on War』並に毒気を持ってる感じがします。

 ちなみにこの曲のタイトルはおそらく、英語の慣用表現「pot calling the kettle black」(意味:自分のことを棚に上げて他者を批判する。所謂「目糞鼻糞を笑う」*1。)から来ている模様。この時点で既に割と軽快な曲調の割に平穏じゃないなあ…。

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9. Pot Kettle Black

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  • 歌詞翻訳
  • 楽曲単位総評

*1:ストーブの上に置かれたポットとケトルはどっちも黒く煤けるのに、ポットがケトルのことを真っ黒野郎と呼ぶ、という光景からこう言われるそうです

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『Yankee Hotel Foxtrot』Wilco(8/12 I'm The Man Who Loves You)

 アルバムも8曲目にして、聴いてると初めて「?」って思う曲。このポップながらマッドな音作りが随所に見られるこのアルバムにおいて「あれっ…?」って思ってしまうこの曲とはどういう曲なのか。

 また、ここではこのアルバムに限らず、世に数ある名盤のなかで「あれっ?」って感じの楽曲が時折あったりすることについての考察も、ちょっとしてみます。

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8. I'm The Man Who Loves You

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  • 前書き
  • 楽曲精読
  • アルバムにおけるタイプの違う曲の存在について
  • 歌詞
  • 楽曲単位総評
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