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コード進行の話をします。
今後、このブログで「こういう定番のコード進行の曲を並べてみました」的な記事だったらいくつか書けるな…と気づいたんですが、そういう記事を書くより前に、じゃあまず、今後取り上げるようなコード進行はどういうものがあるのか、そもそも、ブルーズ〜ポップス〜ロックンロール〜ロックという流れの中で多くのヒット曲やそうでもない曲で採用されてきたコード進行にはどういうものがあって、それぞれどんな特徴があるのか、というのを一回整理しておきたくなったので、今回これを書きます。
楽器を演奏する人・演奏してたことのある人においては「あるある〜」な感じに受け取ってもらえれば、または演奏とかしない、「コード進行」といった言葉に馴染みのない人にとってはコード進行を通じて楽曲の聴き方の面白さが何かしら増えれば、なんか幸いな気がします。
なお、五線譜は読むのも書くのも苦手なので使いません!また筆者はギターはそこそこ弾きますがピアノは全然弾けないので、ギターでよく演奏されるコード進行に偏った話になってしまうと思いますのでご了承ください。
- はじめに:「コード」「コード進行」とは
- 具体的なコード進行例
- 基本的なスリーコード:Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ
- ●ブルーズにおけるトライアド
- ●ブルーズからの派生としてのロックンロール
- ●ロック・ポップスに溶け込んでいくスリーコード
- ●パンク・パワーポップでのスリーコード
- 二つのコードによる反復の事例
- ●Ⅰ→Ⅳの反復
- ●Ⅳ→Ⅰの反復
- ●Ⅰ→Ⅵmの反復
- ●ツー・ファイブ:Ⅱm→Ⅴ
- 有名なコード進行パターン
- ●カノン進行:Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ
- ●王道進行:Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm
- ●逆循環(小室進行):Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ
- ●ギターロック的メジャー進行:Ⅰ→Ⅴ→Ⅲm(or Ⅵm)→Ⅳ
- ●オールディーズ調?:Ⅰ→Ⅲm→Ⅳ→Ⅳm
- 基本的なスリーコード:Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ
- ひとまずの終わりに
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