かの有名なジャケットのフォトセッションに実はGraham Nashも同行してたとかいう話の証拠となる写真。
突如このブログで始まったNeil Young祭りですが、今回は先のベスト20アルバム記事で第2位となったこのアルバムについて全曲レビューを試みるものです。
そういえば今年はリリース50周年に当たるので、50周年盤のリリースも控えているとのこと。先行して当時のアウトテイクから『Wonderin'』が公開されています。 この曲元々はこの時期の曲だったんだ…*1*2。
なお、全曲レビューする前段として歴史的な状況の概観とアルバムの特徴の考察も挟むため、本編はしばらく後になります。
- はじめに:アルバムをめぐるヒストリー及び製作陣
- 今作のアルバムとしての特徴
- ①ともかく曲が良い・緻密な作曲
- ②素朴な演奏による滋養や荒涼感
- ③ピアノの多用
- ④コーラスワークの存在感
- 本編:全曲レビュー
- 1. Tell Me Why(2:59)
- 2. After The Gold Rush(3:47)
- 3. Only Love Can Break Your Heart(3:10)
- 4.Southern Man(5:31)
- 5. Till the Morning Comes(1:28)
- 6. Oh, Lonesome Me(3:50)
- 7. Don’t Let It Bring You Down(3:00)
- 8. Birds(2:33)
- 9. When You Dance I Can Really Love(3:46)
- 10. I Believe In You(3:27)
- 11. Cripple Creek Ferry(1:34)
- 終わりに
- 11/10追記:SSWとバンドの境界線について
*1:当時のライブ盤などにも収録されているこの曲は、しかし長いことずっと公式でリリースされることがなく、ライブでしか演奏されない「隠れた名曲」のひとつとなり、そしてずっと後の1980年代になって、何故か全編ロカビリースタイルで通す変なアルバム『Everybody's Rockin』に本当に何故か収録された、しかもやはりElvis Presleyばりの古いロックンロールスタイルにて、という数奇な運命を持つ。
*2:しかしこの50周年盤、てっきりボーナストラック沢山の内容かと思ったら追加はこの『Wonderin'』だけなのか。。