ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

ゼロ年代前半東芝EMIの10曲(後編)

「コピーコントロールとか嫌なことは色々あったけどでも当時の東芝EMI作品っていいの多いよな〜」と言って今更あえて語る必要性も見つからない大名曲について言いたいことを言うだけの企画、後編です。残り5曲。 6. NUM-AMI-DABUTZ(NUMBER GIRL) 当時の東…

ゼロ年代前半東芝EMIの10曲(前編)

10年くらい前の話を誰が気にするんだろうと思いつつも、書きます。 10年前の音楽界の話題といえばなんと言ってもコピーコントロールCD!21世紀に入って次第に流行り始めた(今では当たり前となっているような)「パソコンにCDの曲をインポートして、そ…

『COMITIA109』スカート

「シリウス」という新譜が出ます!ジャケットは町田洋さん!11/12ワンマンお待ちしてます! RT @natalie_mu: スカートの12inchシングルがカクバリから、ワンマン先行販売も http://t.co/IruM7BdsGG pic.twitter.com/EM7cUoflzg— 澤部わたる子(11/12WWWワン…

『LOVE/HATE』ART-SCHOOL

ART-SCHOOLの2ndフルアルバム。重くて暗くて救いようが無いが、一部で最高傑作とも言われる。ついでにバンドの内情も最悪で、この後ライブ盤一枚出してベース日向とギター大山が脱退する(この二人が後にストレイテナーに加入することは、最早そっちの方が有…

『ニッケルオデオン 青』道満晴明

IKKI廃刊に伴いなのかそれとも既定路線だったのか分からないけれども、ニッケルオデオンが終わってしまった。今年の一月にネットカフェで読んで鮮やかに衝撃を受けてから、1ヶ月〜2ヶ月おきくらいにネットカフェで読める楽しみのひとつだったけれども、残…

『UNDER MY SKIN』ART-SCHOOL

アートスクール、所謂LOVE/HATE期の第3のリリースとなる3曲入りシングル。このうち表題曲は次のアルバム『Love / Hate』収録なためこのシングルでのみ聴けるのはあとの2曲。3曲とも系統の違う曲になっていてバランスがいい。 なんか元々ぼんやりした感じ…

『mofu EP』Kalan Ya Heidi(セルフライナー的なもの)

数日前に、こちらのサイトで取り上げていただいたので、嬉しくなって調子のってセルフライナーノーツ的なものをすこし書きます。こちらで、『メープルのマーブル』『リリカルトレッキング』の二曲がフルで聴けます。 他の曲も配信サイトとかで試聴できます。…

『Born To Be Breathtaken』For Tracy Hyde

ラブリーサマーちゃん加入後のFor Tracy Hydeの音源リリース第二弾。当初ライブ会場+コミケ(!)限定の販売(それもCDという形態ではない)だったのが、8月31日より配信で入手可能に。 ぼくはコミケで購入できた(サマソニ東京二日目行く途中にタイミン…

『SWAN SONG』ART-SCHOOL

アートスクール、所謂Love/Hate期の第2のリリースは2タイプ。6曲入りミニアルバムと3曲入りワンコイン(当時)シングル。それがこの『SWAN SONG』それぞれDisk1とDisk2。しかも枚数限定生産だったこともあり、アートの廃盤でitunes等配信サイトでも入手…

昆虫キッズ解散(活動終了)

昆虫キッズより活動終了とツアーファイナル決定のお知らせ http://t.co/aYbG5GpGqN— 昆虫キッズ (@the_insect_kids) 2014, 8月 1はああああああああああああああああああ!!!!!???? と、仕事から家に帰り着いて暑い中扇風機浴びまくってどうにか涼を…

本ブログ外での書きものリスト(20140712)

最近幾つかの場所で音楽の文章を書かせてもらっているので、まとめておく。・音楽だいすきクラブ 渋谷系特集 #6「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1990-1998」 渋谷系特集 #7「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1998-2013」 渋谷系再評価の特…

Kalan Ya Heidi活動(20140712)

近況です。・ライブ 現在、3つ予定しています。その内二つは近日(告知遅い) なお、3つともアコースティックセットでの演奏を予定しています。なので僕は演奏に参加しません。 が、アコースティックも相当凄い、という評判をそれで1回ライブした際にいた…

『In Fear Of Love』For Tracy Hyde

東京のインディーギターポップシーンの一角だったFor Tracy Hyde(以下FTH)が、ボーカルにラブリーサマーを迎えたことであらゆる方面に求心力が急激にアップした感じのある、4曲入りのEP的作品。一部レコード店で無料配布が行われていたが品切れが続出。ぼ…

好きな曲A to Z(4/26(予定):Dの曲)

ゴールデンウィーク中にどこまで進められるか、この企画の完走はそれにかかってる気がする…。 ↑上記の文章をゴールデンウィーク前に書いて、その後テーマ曲以外を割とすぐ書いてから、テーマ曲について書こうとしたら、ぱたっと書けなくなってしまった…。方…

『EVIL』ART-SCHOOL

1stフルアルバム『Requiem for Innocence』で有望新人バンドとして「登場」したアートスクールの、メジャーでは2枚目のシングル。4曲中3曲が後のアルバム『Love/Hate』に収録される訳だけど…。現在廃盤のアートスクール音源の中でもここだけでしか聴けな…

Kalan Ya Heidi活動(20140503)

幾らか書けることが溜まってきたので書きます。・Kalan Ya Heidi『mofu EP』のレビュー記事がBELONGに載りました 【レビュー更新】福岡発の音楽家集団Kalan Ya Heidi(@Kalan_Ya_Heidi)の「mofu EP」について。草野さん(@grassrainbow)に書いて頂きました。 h…

『Requiem For Innocence』ART-SCHOOL

2014年4月現在、折角渾身のニューアルバムが出たというのに、このアルバムのレビューです。 アートスクールの、キャリア初のフルアルバムである。 そしてバンドの代表作でもある。ライブでいっつもこのアルバムの曲やりすぎ。Requiem for Innocence(201…

好きな曲A to Z(3/26(予定):Cの曲)

このシリーズの構成について色々考えてて、最初は選曲時の制約の面ばかりり考えてたけど、書き始めるとそのスタイルとかも色々出来るなーって思い始めた。今のところのルール。赤字は前回からの変更点。 ・好きな曲をAからZまで一曲ずつ挙げていく企画。今回…

好きな曲A to Z(2/26(予定):Bの曲)

毎日夜更新はこの文章量でもなかなかきついというかさっそく出来なかった…。・好きな曲をAからZまで一曲ずつ挙げていく企画。今回はB ・なんとなくAからZまで全部異なるアーティストにする。 ・前回ちょっと上げた画像のリストは全然変更されうる。 アルファ…

好きな曲A to Z(1/26(予定):Aの曲)

タイトルだけでは分かりにくい気がしますが、つまり「iTunesを眺めて頭文字AからZまでで好きな曲を選んでみる」という企画。選曲がようやく完了したので、ちびちび上げていこうと思います。ちなみに同じ方法で「あ〜わ」「1→30」も作りました。そっちはま…

『eye』ミツメ

ミツメの2枚目。8曲というまたフルアルバムともミニとも言いがたい曲数。 だけどすごくいいアルバム!ミツメの音楽的ポテンシャルの奥深さが感じられる。eye(2012/09/22)ミツメ商品詳細を見る1. 春の日 いきなり前作のギターポップ感からかなり離れたカオ…

『mitsume』ミツメ

最近ちらほら見かける「東京インディー」という括り。っていうか全国的に話題になるようなバンドの殆どが東京を拠点にしているんだからどのバンドも東京インディーじゃねーか、とも思うし、検索してもパッとどういうバンドがくくられているのか分かりにくい…

Kalan Ya Heidi活動(20140316)

忙しかったり身体がやたらダメだったりネットが繋がらなくなったりでなかなか更新できなかった…。これからも忙しそうだけどもっと意識的に頑張らないといけない。Kalan Ya Heidiの活動について何点か。mofu EP(2014/02/26)Kalan Ya Heidi商品詳細を見る・初…

『DIVA』ART-SCHOOL

アートスクールの東芝EMIからのメジャーデビュー、第一作目のシングル。彼らの1stフルアルバム『Requiem For Innocence』の先行シングルでもある。DIVA(2002/10/30)ART-SCHOOL商品詳細を見る メジャー一発目ということで雰囲気を変えてきたのか、イラストで…

『シャーロット.e.p.』ART-SCHOOL

アートスクールのインディー最終作。曲もサウンドもメジャー寸前、っていうか完全にメジャーと陸続きな作品。シャーロット.e.p.(2002/04/05)ART-SCHOOL商品詳細を見る ジャケットの元ネタはグラスゴーのインディポップバンドThe Starletsのアルバム『Surely …

Kalan Ya Heidiというバンド(正確にはバンドではないので僭称)

ライブが近づいてきたので、これまで主にtwitterで(そいうかほぼそこだけで)宣伝してきたけど、改めて告知も兼ねて、まとめておきます。ぼくも参加しているバンド(?ガールズ・ユニット?)に関してです。mofu EP(2014/02/19)Kalan Ya Heidi商品詳細を見…

『シフォン主義』相対性理論

いまや日本サブカル界の王道になってしまった感すらあるやくしまるえつこ等(等って感じが最近より強まってないですか?)のバンド相対性理論のデビューミニアルバム。これ改めて見ると全部で16分弱しかなかったのか…。シフォン主義(2008/05/08)相対性理論商…

『MISS WORLD』ART-SCHOOL

アートスクールのインディー時代唯一のシングル。4曲入り、と見せかけて…。MISS WORLD(2001/09/07)ART-SCHOOL商品詳細を見る 細かいクレジットの掲載はブックレット中に無いが、ジャケのイラストは大山純、中ジャケは木下理樹でほぼ間違いない。中ジャケの…

『MEAN STREET』ART-SCHOOL

アートスクールのインディー2枚目のミニアルバムのレビュー。MEAN STREET(2001/04/06)ART-SCHOOL商品詳細を見る アルバムタイトルはマーティン・スコセッシの映画『Mean Street』からの引用。同名の楽曲あり。ジャケットはメンバーの写真。ちなみにメンバー…

『SONIC DEAD KIDS』ART-SCHOOL

最初は前ブログの使い回そうと思ってたけど、書き始めると結構新しい視点とかあったりで、結局殆ど書き直しだったりしてこのレビュー。今回はART-SCHOOLの初のCD音源。 (アート及びソロのテープ音源は所持どころか聴いたことさえないので書きません。) SON…

『TEENAGE LOST』木下理樹

何度目なの?って自分でも思うアートスクール関連レビューの書き直し。今回は序盤は前ブログからの使い回し多めでいく。ティーンネージ・ラスト(1999/10/21)木下理樹商品詳細を見る いつ見ても何回見ても凄いジャケット…オルタナティブというか無垢というか…

2013年の個人的年間ベストアルバム(20枚)5/5

4/5のつづき。ラスト4位→1位まで。 1位は、これしかない。4.『超越的漫画』曽我部恵一 http://t.co/TOR8hvSrYc— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 2013, 12月 29ついに、ストロベリーでもソカバンでもやれてなかったことをやってくれた!ってアルバム聴い…

2013年の個人的年間ベストアルバム(20枚)4/5

3/5のつづき。8位→5位。 あと明けましておめでとうございます。大体この辺の順位から色々な自意識のあやが見え隠れしますね…。8.『Cerulean Salt』Waxahatchee http://t.co/X5b318jvDO— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 2013, 12月 29一度どこかのランキ…

2013年の個人的年間ベストアルバム(20枚)3/5

2/5のつづき。12位→9位。2/5書いてる最中に大瀧詠一死去のニュース見た。あああ…。 今年は辛い死が多い。12.『Comedown Machine』The Strokes http://t.co/nKGD01XGBy— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 2013, 12月 29より汗臭いガレージになった3枚…

2013年の個人的年間ベストアルバム(20枚)2/5

つづき。16位→13位。 やっぱ重い。ツイート上のYoutubeのリンクまで拾うから重い…。 動画表示できないようにできるっぽいが…。16.『小さな生き物』スピッツ http://t.co/5LvH0jn6b0 この曲薄いブラスがすごくいいなー— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 201…

2013年の個人的年間ベストアルバム(20枚)1/5

ツイッターの引用の仕方を覚えたので今度こそ不格好じゃない感じでやろう。20→1まで。順位と動画だけ決めたのであとはアドリブでやろう— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 2013, 12月 29なんか重そうだし5分割にしておこう。 20位→17位まで。20.『JAPAN…

『ロング・グッドバイ』きのこ帝国

きのこ帝国の2013年末に届けられたこのEPがとてもとても良いのでシューゲってやっぱいいなって思いました。ロンググッドバイ(2013/12/04)きのこ帝国商品詳細を見る今年初頭に出た彼女らの1stフルアルバム『eureka』が黒く塗りつぶすのを基調としたおどろおど…

2012年の個人的年間ベストアルバムなど

三連休に一個も記事書けなかった(途中のやつがあるけど全然筆進まない集中できないダメな奴でした…)ので、せめて何かひとつと思い、去年twitter上でやった年間ベストアルバム等をまとめておく(殆どツイログをコピペするだけ)。備忘録。それにしても興味…

『超越的漫画』曽我部恵一

前回の続き。 曽我部恵一の『PINK』以来およそ2年ぶりとなる単独名義作品。これがとてもおもしろい。超越的漫画(2013/11/01)曽我部恵一商品詳細を見る ジャケットの漫画は曽我部本人が書いたもの。曽我部のサブカルマンガ属性が覗いている、と同時にこのテ…

曽我部恵一関連1(『PINK』に対する悪口など)

まず、この投稿は次に準備する予定の、アルバム『超越的漫画』のレビューの、前哨戦です。あのアルバムは何となく久々に曽我部恵一について熱く語りたくなる作品で、で、その熱く語るためにはどうしてもその辺の事情というか個人的理由というかを整理してか…