ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

このアカウントは@YstmOkzk によって作られた、いいなー素敵だなーと思った歌詞を投稿するbotです。随時追加していきます。一応洋邦問わずですが洋楽の場合翻訳は@YstmOkzk が行なっています。 — 素敵な歌詞bot (@bot_suteki_kasi) August 31, 2019 2019年の…

【随時更新】辞典

随時更新する辞典です。思いつきで随時更新されます(します)。 こういうの続けられないからなー自分。頑張ろう…。 (最終更新:2021.9.12 13:21) 新着更新項目:過度の期待、寡聞にして聞かない、ことば、月見(食べ物)、割れ物

コーラス(ギターエフェクト)について【40曲】前編

今回はコーラスについて書きますが、コーラスって単語もまたいろんな音楽的意味があってややこしく、みんなで合唱とかハーモニーするとかのコーラスもあるし、曲展開をAメロ・サビと言わずにヴァース・コーラスって言う用法もあるし、なんか日本だけなのか歌…

2023年 年間ベスト【25枚】

この手の記事はいつもサムネ画像をどうするか悩む…今回はもういいやって感じで25枚のジャケットそのまま出し。 2023年はとっくに終わり、新年早々地震に空港の衝突事故にと全然おめでたくないことばかり起きている状況ですが、この2023年中に書きそびれたも…

大文字時代のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT【25曲】

前期について書いたので、今度は後期について書きます。本当に便利な時期にバンド名が小文字表記から多文字表記に変わったもんだ。具体的には1998年の『G.W.D』*1から2023年の最終作『エレクトリック・サーカス』までの作品を後期とします。 前期であるとこ…

小文字時代のthee michelle gun elephant【25曲】

チバユウスケが死んでしまって、悲しいとか何とかよりも「あっ、死んでしまったんだな」みたいなぼんやりした感覚だけあって、何とはなしにとりあえず彼の代表バンドであろうthee michelle gun elephantを聴き返してたら、前期と後期で好きな曲を集めたプレ…

『ニュールンベルグでささやいて』『C.M.C』The Roosters(1982年〜1983年リリース)その他諸々

前回の記事で、サブスクがついに解禁されたThe Roosters(z)の全スタジオ“アルバム”についてレビューしましたが、今回解禁されたもののうち唯一(唯二?)アルバムではないけども解禁された作品があります。今回はそれらについての話です。どちらも1982年にひ…

The Roosters(z)の全スタジオアルバム(10枚)

祝・The Roosters(z)全スタジオアルバム(+α)サブスク解禁! ということで今回は、そんな解禁されたオリジナルスタジオ“アルバム”全10作品を順番に見ていく記事です。タイミング! ちなみに、今回のサブスク解禁は相当に悲願な出来事で、その辺の様々に困難だ…

『luminous』ART-SCHOOL(2023年6月リリース)

songwhip.com ART-SCHOOL全作全曲レビュー、2023年現在ではこれが最後にして最新の作品になります。6月にリリースされたこの作品は昨年の4曲入りシングル『Just Kids e.p.』に続く作品で、フルアルバムとしては2019年の『In Colors』から3年ぶり、通算10枚…

『Hello darkness, my dear friend』ART-SCHOOL(2016年リリース)

songwhip.com ライブ前に完結させたいとの思いでにわかに再開したART-SCHOOL関係全作全曲レビュー、今回は2016年の、通算8枚目になるフルアルバムである本作になります。メジャーレーベルを離れて自主レーベル“Warszawa”からリリースされた本作、ジャケット…

『YOU』ART-SCHOOL(2014年リリース)

songwhip.com ART-SCHOOL関係の(ほぼ)全作品全曲レビュー、あとアルバム3枚で完結します*1が、今度のライブまでに全部終わらせたかった気持ちもあり、やや慌てつつも、今回はこの通算7枚目となる11曲入りフルアルバムについてレビューしていきます。現在ま…

夏の楽曲集(Vol. 6 2000年代:30曲)

サムネ画像は今回は熱海です。2回ほど行ったことあるけど1回は車で行って大変な渋滞で死にそうになりました…。 年代ごとに夏の楽曲に触れていくシリーズを長々とやってきましたが、今回は個人的にはクライマックス感のある2000年代です。この一連の記事を書…

サニーデイ・サービスの“夏”にまつわる曲【20曲】

一個前に書いたスピッツの同種の記事で味を占めたので、今回は同じくサニーデイ・サービスの夏にまつわる歌を集めました。予想はしていたけども、スピッツ以上にサクサクと曲が集まり、20曲のチョイスということになりました。 一個前のスピッツの夏の記事は…

スピッツの“夏”にまつわる曲【15曲】

前の記事で「やらないけど」と書いていたはずのものを早速書いてしまうという。あれはきっとフェイントだったんだと思います。 ということで、前回の記事で『夏の魔物』だけ取り上げたものの、スピッツの夏の名曲・佳曲はそれだけに尽きないどころかもっと沢…

夏の楽曲集(Vol.5 1990年代:40曲)

一年近く前に書き始めて、夏が終わってしまったので中断した企画の続きを今回は書きます。ちなみに上記の画像はクロアチアのスプリトという街で、アドリア海の奥の方で多くの海岸線を持つクロアチアは結構こういう観光のウェイトが大きいそうです。全然今回…

『The Alchemist』ART-SCHOOL(2013年リリース)

songwhip.com このバンドの前作にあたる『BABY ACID BABY』から約7ヶ月という短いスパンでリリースされた本作を、その高速さをリスペクトしたペースで前作のレビューを書き終えた勢いで一気にやっていきます。6曲収録のミニアルバムです。 前作のレビューは…

『BABY ACID BABY』ART-SCHOOL(2012年リリース)

songwhip.com このバンドのイメージをまさに地で行くドライなメンヘラ感丸出しなジャケットだ…。 ということで、新譜リリースを記念に再開した木下理樹関連作品レビュー、今回はその新譜においても続いている現行メンバーになって最初のリリースである、この…

『Destroying Beauty』killing Boy(2012年リリース)

songwhip.com ART-SCHOOL新譜リリースを記念しての弊ブログの木下理樹関連作品レビュー再開、その第2弾として、killing Boyの2枚出した作品の2枚目の方である本作を取り上げます。ART-SCHOOLの新譜『luminous』はもうリリースされてしまいましたが。 キーボ…

『killing Boy』killing Boy(2011年リリース)

ART-SCHOOLが今年の6月14日に新アルバムを出すということなので、それへの期待なんかもあったりした中で*1、そろそろ昔からやってたアルバム全曲レビューも進めないとなあ…と誰からともなく背中を押されたような感じがしたので、まずはART-sちょおlではない…

『Revolver』The Beatles(1966年8月リリース)

ホワイトアルバムに関する長すぎる記事を書き終わったので、折角だからこっちのアルバムについても書いとこう、と余勢を駆って書くものです。おそらく1990年代以降、これとホワイトアルバムが“The Beatles”という看板をなしにした上で最も多くのリスペクトを…

『The Beatles』The Beatles(1968年11月リリース)2/2

このサムネ画像は2018年のデラックスエディションのジャケ写真。 ただ単に筆者が聴き返してハマり直す周期に入ったがために唐突に始まったこの歴史的名盤のレビューの後半です。前半は以下のとおり。 ystmokzk.hatenablog.jp この後半記事では、本作のDisk2…

『The Beatles』The Beatles(1968年11月リリース)1/2

最近またこのアルバムの曲順いじりに熱中していて、何度も聴きかえして色々と纏めておきたくなったので、この歴史的な2枚組のアルバムについて書きます。 何かもう語られ尽くしている作品のような気もするし、きちんと書こうとすれば夥しい文章量になって纏…

Pavementの歌詞を読む(10曲)

Pavementのライブ記事を書いたついでにプレイリストを新たに作った、その余勢でもってもうひとつ記事を書こうと思い、今回は彼らの楽曲のうち10曲の歌詞を改めて翻訳して読んでみよう、という内容です。 ご承知の方も多いかと思いますが、バンドの中心人物で…

Pavementの大阪公演ハイライト

また大阪まで行き、今回はPavementのライブを観る事が出来ました。バンドの再結成に関する屈託めいたものを前回の記事で書きましたが、個人的にはその屈託を完全に払拭してひたすら「最高!最高!」みたいな感じにまではならなかったですが、それでも幾つも…

【追悼】岡田徹の23曲

ムーンライダーズのメンバーで、プレイステーションのCMのサウンドロゴをはじめ様々な場面でも活躍した作曲家・編曲家の岡田徹がこの世を去った。信じられない。 故人を偲ぶ、などという気分になるはずもないくらい悲しい。 予定を色々と変更して、彼が作っ…

“バンドの再結成”をめぐる取り留めない何やら

以下の文章は、「Number Girlの再結成が、結局ライブを1回も観ないまま終わってしまった」「最近Pavementとサニーデイ・サービスのライブのチケットを買った」の2つの内容で言い切れるものを、よりこねくり回して出てきた文章なので、実に主観的で、別に何…

素敵な歌詞botで翻訳した気に入ってる曲part(14曲)

細々とツイート内容を増やしてるこのbotの、翻訳したやつで気に入ってるものを取り上げるやつの4つ目の記事です。前回が割と1年前だったのでそれ以来となり、その時点で210曲程度の登録だったのが2022年末までに241曲になっています。あまり増えていない…。…

『3』麓健一(2022年12月リリース)及び彼について

新年最初の記事です。今年もよろしくお願いします。 昨年末の2022年年間ベストの記事に書いたとおり、このアルバムの単独記事を書けなかったことが2022年にやり残した最も大きなことだと思っていたので、今回早速書いておこうと思います。成り行き上、彼のデ…

2022年年間ベスト(20枚)+2022年このブログ備忘録

今年も書きます。2日間フルに使ってDeerhunterの記事を書いた直後のスッカラカンな状態があったり、今年例年にも増して新譜を聴けてなかったり、さまざまな時間の都合があったり、以下の敬愛するブログでも「本当に他者に伝えたいなら、30枚も50枚も書くもの…

『Halcyon Digest』Deerhunter(2010年リリース)

2022年11月からこのブログで書いてきた4ADレーベルに関する色々についての、これがひとまずの最後の記事になります。もうこのブログでも何回名前を出したことがあるか分からないこのアルバムについて、今回はしっかりそこそこにケリをつけておこうと思います…