夏が終わって秋が来たし、スロウコアを聴いてる*1。
Red House Paintersを聴いて気分を希釈していこう。
ひとまずは、タイトルが夏へのひんやりとした憧憬醸し出しなこの辺を。
*1:別に夏も聴いてた
ART-SCHOOL、通算3枚目のフルアルバム。木下・戸高・宇野・櫻井の第2期アートにおいて初のフルアルバム。なんかすごく青いジャケット(前作が赤一色だったのでギャップ甚だしい)は歴代ジャケでもファンの評価高め。明らかに異邦感のある絵柄にグラスゴーレコーディングという事実が透けて見える感も。
初回盤はボーナスCD(2曲入り)付き。そちらも触れます。
続きを読むART-SCHOOLの全曲レビュー再開。前回から間が空き過ぎている…。
第2期になってからの彼らの作品はこれで3作目、3作連続で女性ジャケット、3作連続でミニアルバム(当初今作はシングルの予定だったみたいだが)。次作フルアルバム『Paradise Lost』まで続く所謂「Paradaise Lost期」はフルアルバム以外全部ミニアルバムというなんかよく分からない感じ。前2作が自主レーベルからのリリースで、今作よりメジャーレーベルに復帰(ポニーキャニオン)。
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Twitterの方で#ふぁぼされた数だけ自分の好きなCDアルバムを紹介するのタグを誤用してやってきた標記内容のツイートのまとめ+若干の追補です。順位はなく、アルファベット順に並べていきます。ほぼ聴いた新譜全部という感じですが…。
25枚+シングル1枚ほどあります。各タイトルのリンクはAmazonに、下の曲名のリンクはYouTubeに繋がります。
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正直間が開きすぎて何枚か入れ替わってしまいましたが…2002年1位はいったい何キー・ホテル・フォックストロットなんでしょうか?というか、1位は別記事にしますので、今回は2位までを書きます。
(2022年7月追記)
前半記事と同じく、見やすくするためにいろいろ手を加えています。それにしても、このランキングの1位の記事を書き始めるのに、この記事からさらに2年もかかってしまうなんて…。
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先日(けっこう前!)投稿した2002年ベストも終わらないうちに2016年が終わりかけていて、それで慌てて、というわけでもないけれど、毎年させてもらってるこの1年で聴いた音楽の備忘録的なものをします。例年は2回くらいに分けて投稿してますが、今回は30位から2位までを一気に以下でアップします。なので記事が無駄に長いですが、お時間の許される方はご覧下さい。(1位は特に長くなるので隔離します)
ベスト30と言っても、分母が少なく、特に洋楽に関しては手元のitunesに入ってる作品はあと3、4枚くらいを残して出し切ってしまっているのでは…。「もしかして、洋楽ちゃんと聴いてる感を出すために無理矢理ランクインさせてないか」という不安も無くはないですが。
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この前、何に気もなしにこんなことをツイートしていました。
自分の音楽史が2002年と2003年で完結してるのでは…?という不安に駆られて2002年の好きなアルバム20枚くらいをitunesまさぐって選んでみたらどれもこれも良過ぎて、しかしこの感覚はどこまでがタイムレスな感覚でどこからが世代的なアレなのか分からないけど楽しかった寝ます
— おかざきよしとも (@YstmOkzk) 2016年10月25日
折角選んだので、ここで発表します。
ちなみに2002年頃は自分はまだ音楽を聴くようにはなっていなかったような気がします。どうだったかなあ。ツタヤとかで邦楽のメジャーどころのCDとかを借りて聴くようにはなっていたっけな?確か2004年頃にはブライアン・ウイルソンの『Smile』をそのバックグラウンドをある程度理解した上で新譜として買ってたので、洋楽含めて広く聴こうとし始めたのはこの年か次の年かもしれない。
何にせよ、今から挙げる2002年の20枚は、決して当時の自分が聴いていた20枚ではなく、今、今日の自分の立場からテキトーに選んだ20枚だということです。最近知ったものさえある。ただ、当時聴いていたものも無い訳ではないし、また案外人間の記憶やその把握能力はテキトーなもので、後追いでその年の作品を聴いて「この年は確かにそんな年だったのだなあ」なんてことを思ったりするかもしれない。
まあ何はともかく、何の意味があるかはともかく、以下が最近好きな2002年リリースのアルバム20枚です。順番はとりあえずのランキング的なやつ。気楽に読み散してください。思いのほか長くなりすぎて前編・後編に分割するハメになったけど。
(2022年7月追記)
見やすくするためにレイアウト等調整・リンク先をSongwhipに変更、動画貼り付けなど様々な調整をしました。文章自体は正直見返したく無いくらい今からすると恥ずかしいものもあったりしますが、極力触らないようにしています。
あと、2002年の邦楽ギターロック勢(所謂「ロキノン系」などと呼ばれていたような)についての記事も書いてましたので興味ある方は併せて読んでみてください。
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前編分を投稿しましたところ多数のファボ・リツイートいただきありがとうございました。ここまで自分のブログ記事がもてはやされたの人生でかつてなかったので嬉しかったです。後半も頑張ります。
という訳で後半です。はじめる前に一応、幾つか断りを入れておきますが。
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ブログをFC2からはてなに移しました。はてなブロガーという響きやムードに騙されたためで、色々な設定のし直しが面倒くさくて死んでます。ブログ名も変えてみました。
そんな挨拶は早々にアレして、表題について。
ukproject.com結構前から木下理樹が「B面集出したい出したい」とtwitterとかで言ってたのはファンにもそこそこ知られた事実でしたが、遂に…!という感じ。というかレコード会社3つか4つか5つくらい跨ぐことになりますが、版権上手いこと引き上げられたんでしょうか。
なんにせよこれは、アートスクールというバンドの“意外と”多面的な魅力に気付いて公式にリリースされた全楽曲に耳を傾けてきたそこそこのファンにとっては嬉しくも気が狂いそうな案件。
しかしそれがまさかの!ファン人気投票だって…?
しかも選曲範囲が広過ぎ?タイトル曲以外ならシングル・ミニアルバム・フルアルバムの別なく選曲可能?「ライブでの人気曲をコンパイル!」???B面集とは一体…?
そんなこんなで、千々に心が乱れているファン、「っていうか廃盤とかのレア曲集めたアルバムでええやんか…」と俯くファンや、またはもしかしたら、「ART-SCHOOLがなんか色んな意味で面白いのは分かってきたけど、でももうちょっと“ツウ”を気取れる楽曲に出会ってセンスいいオレをアレしたい」とか考えるヤングパーソン(その考えは間違っている…そんなのミジメにしかならないヨ…)等々のために示すことの出来る、なんか指標めいたものはないだろうか。または、投票等の結果出来上がったB面集をより楽しむことが出来るような、そんなアップリフティングな記事を…。
なんて全部嘘だ。ただおれが聴きたい、こういう感じのコンピだといいなーと思って並べた全20曲75分を、ここに紹介しましょう!という、これはそんな企画です。
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