ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

音楽-邦楽

夏の楽曲集(Vol.4 1980年代:20曲)

夏の楽曲をある程度の数リスト化していく記事の、第4回目、1980年代編です。今回もとりあえず20曲暗い用意してます。サムネ画像はウクライナのザポリージャ州のベルジャーンシクというところだそうです。この記事投稿時にはロシアに占領されてしまっています…

夏の楽曲集(Vol.3 1970年代:19曲+1曲?)

8月も終わったというのに、コロナウイルスにかかりまして、更新が遅れてしまいました。自宅療養をしているところで、熱はすぐ引いたけどもともかく喉が唾が通りにくくなって痛くて苦しんでいたりを経て、もうすぐ自宅療養解除となる今日この頃です。 ただで…

夏の楽曲集(Vol.2 1960年代:20曲)

夏の楽曲を取り上げていく記事を前回から書き始めていて、今回はその1960年代分のものになります。この年間だけで20曲という多めのチョイスをしていることに、なんかこれより前の音楽の世界からグッと夏に対する取り上げ方も歌われ方も表現の仕方も拡大して…

『another sky』GRAPEVINE(2002年11月リリース)(及び2022年の再現ライブについて)

songwhip.com おそらくこのブログですでに何度か何らかの形で取り上げたことのあるGRAPEVINEのこのアルバムですが、今回どういう風の吹き回しなのか、バンドの25周年とこのアルバム20周年が被ったことによりこの、別にファンの間でアルバム自体が特別飛び抜…

『Just Kids.ep』ART-SCHOOL(2022年7月リリース)

songwhip.com www.youtube.com 帰ってきた。お帰りなさい。アルバム『In Colors』から4年ぶりとなる、長い活動休止から復活の4曲入りシングル。 復帰作、ということもあってだろうか、軽やかに駆け抜けて行く4曲。エンジニアは過去にアルバム『Flora』やミニ…

『It's the moooonriders』ムーンライダーズ(2022年4月リリース)

1976年から活動を続け、2011年に活動休止、その後主要メンバーの他界などを経つつもやがて活動再開したムーンライダーズですが、今年の4月に遂に新作アルバムのリリースまで辿り着きました。この作品がもう実にムーンライダーズでしかない作品でとても嬉しく…

moonriders LIVE 2022 日比谷野外音楽堂

「撮影禁止」となっていたので、開演前の写真しか撮ってないです。本当です。 福岡からはるばる東京まで向かい*1観てきました。凄いものを観た…と思ったのでライブレポートを書きます。 以前書いたムーンライダーズの歴史まとめみたいなやつはこちら。 ystmo…

2003年のsyrup16g後編:『パープルムカデ』と『My Song』

折角頑張って『HELL-SEE』のレビューを書いたので、同じリリース年の上の画像2枚についても書いておきたいと思います。タイトルに「2003年のsyrup16g後編」とありますが、前編は勿論『HELL-SEE』の記事になります。 ystmokzk.hatenablog.jp 『HELL-SEE』の記…

『HELL-SEE』syrup16g(2003年3月リリース)

以下の年間ベスト記事で3位に上げたんですが、やっぱり書き足りなかったので書きます。やっぱ『coup d'Etat』は全曲レビューしといてこっちはしないのはおかしいよなあ、っていう。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp ということで、あのバンド…

“宅録”の時代的変遷、及び“宅録”アルバム30枚

音楽作品は作るためには録音をする必要があって、多くの世に出てきた作品は録音するためのスタジオで演奏とかをして録音をするんですが、時折、自分の家などでそういったことを完結させてしまう「宅録」というスタイルで作品を出す人がいます。むしろ現在は…

ムーンライダーズの全アルバム(2022.1.2現在:22枚)

2021年12月のクリスマスに2日間行われたライブで「一生バンド宣言」なるものが飛び出して、2021年のうちに出ると思ってた新作アルバムの発売日も決定して、遂に装いも新たに動き出すムーンライダーズ!2022年3月には日比谷野音でライブということで、いつか…

2021年ベストアルバム(30枚)

今年もやっていきましょう。ルールは以下ツイートの通りです。自由! https://twitter.com/YstmOkzk/status/1476389315274219528?s=20 でも、別に自分で「よく聴いたものから選びました」等の表明をしなければ別に、年間ベストを決める際に通しで1回しか聴い…

#オールタイムベストシューゲイザー (20枚)

今回の記事はTwitterでハッシュタグで企画された「#オールタイムベストシューゲイザー」というものに投票するための記事です。 #オールタイムベストシューゲイザー 本日が投票の締切となりますギリギリの投票、全く問題ありません。お待ちしてます。⬇️ルール…

『coup d'Etat』syrup16g(2002年6月):2002年の日本の下北系ロック関係(後編)

2002年頃に急に色々と現れてその後しばらくのロック界隈の潮流と人脈とを形成した下北系ギターロック界隈について、2002年にリリースされた10枚のアルバムをサンプルとして見直してみる、という趣旨の記事を前回から書いています*1。 ystmokzk.hatenablog.jp…

2002年の日本の下北系ロック関係(アルバム等10枚)(前編)

日本のロック関係の歴史で、同世代のバンドが一気に出てくる場面は何度かあるかと思います。渋谷系の諸々の中でミスチルやスピッツ等が同じ頃に出てきた1990年代初めやら、くるりやスーパーカーやNumber Girlや中村一義やらが一気に出てきた1997年〜1998年の…

楽曲から見る「東京」(20曲)

この記事を書くのを考えてる最中に東京周辺で震度5強の地震が発生しました。被害に遭われた方が普段の暮らしに少しでも早く戻れることを祈っております。 東京。日本の首都であり世界規模で見ても有数の超巨大都市であるこの存在については、東京に住んでい…

中期スピッツについて(18のテーマで)

このブログではスピッツのアルバムを全部レビューしようと試みてる訳ですが、そのうちの”中期スピッツ”とでもいうべき時期の作品についてようやく書き終わったので、初期スピッツの時と同じように、この”中期スピッツ”なる概念について纏めておきたいと思い…

『花鳥風月』スピッツ(リリース:1999年3月)

花鳥風月+ アーティスト:スピッツ Universal Music Amazon open.spotify.com スピッツの「花鳥風月」をApple Musicで スピッツ全アルバムレビュー、今回は彼らの初のシングルB面曲集『花鳥風月』です。当時邦楽業界で溢れつつあったベスト盤ブームに対するア…

『フェイクファー』スピッツ(リリース:1998年3月)

フェイクファー Universal Music LLC Amazon open.spotify.com スピッツの「フェイクファー」をApple Musicで スピッツ全アルバムレビュー、今回は『フェイクファー』です。フルアルバムとしては通算8枚目になります。前作『インディゴ地平線』のレビューは…

『インディゴ地平線』スピッツ(リリース:1996年10月)

インディゴ地平線 アーティスト:スピッツ ユニバーサル Amazon open.spotify.com スピッツの「インディゴ地平線」をApple Musicで スピッツの全アルバムレビュー、今回は『インディゴ地平線』です。一番好きなアルバムなので、どうやって書くか相当悩ましく…

楽曲をミュート/カットで終わらせる手法(40曲)

この記事は題名に悩んだのですが、要は先日記事にした「フェードアウトで終わる楽曲」の真逆のパターンの手法の曲を示したい記事になります。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp 楽曲というものはひどく大雑把に言って、以下の3つの方法で終わ…

細野晴臣に関するざっくりまとめ

今回は、細野晴臣さんの音楽について記事を書きます。 言わずと知れた日本が誇る大音楽家・細野晴臣。最近はナタリーで連載されてる「細野ゼミ」を興味深く読んでます。 natalie.mu 若手を迎えた実にゆる〜い時にゆるすぎるのでは?とさえ思うほどのトークで…

『ハチミツ』スピッツ(リリース:1995年9月)

ハチミツ アーティスト:スピッツ 発売日: 2002/10/16 メディア: CD open.spotify.com Hachimitsu スピッツ J-Pop ¥2139 music.apple.com 随分と間が空いてしまったスピッツ全アルバムレビューを久々に書きます。何せ前回『青い車』が2020年5月、アルバム『空…

フェードアウトする楽曲【後編25曲(1990s〜)】

後編です。1990年代〜現在まで行きます。今回の50曲のリストを作る際に「これを入れるために作った」という幾つかの曲はどっちかというと今回の記事に多めに入っています。 ystmokzk.hatenablog.jp 今回の記事で最初に作った50曲分のプレイリストの全曲に触…

フェードアウトする楽曲【前編25曲(〜1980s)】

これはフェードアウトの記事だけど、絵におけるパースの概念もどこか近しいものがある印象。 ja.wikipedia.org フェード (fade) は、衰える、萎むといった意味の英語である。 フェードは舞台音響および録音の用語でもある。次第に音が小さくなっていくのをフ…

2021年上半期の音楽(9枚)

2021年の前半はまるで魂を吸われるようで、うんざりしてばかりの日々でした。今まで生きてきてこれほど報道の数々から不快な思いをし続けたこともないと思います。こんな惨状でもオリンピックをやるというのだから、この国はもうずっとこういう調子で進んで…

サブスクにないアルバム(30枚ほど)

サブスクというものは確かに便利なものですが、 しかし一時期言われた(今もそう?)「サブスクに楽曲が存在していないのはこの世に存在していないのと同じ」みたいな言説には、ある程度は理解できるけども、完全には賛同しかねます。他人のふんどし借りてえら…

晦渋図鑑〜田中和将作曲楽曲集(25曲)& more

言うほどどの曲も何もかも晦渋って訳じゃないと思います…。 先日書いた以下の記事で、このアルバムの尖った感じは、普段なら亀井曲が多くを占めるGRAPEVINEのアルバムにおいて、あえて比較的晦渋な田中曲の比率を一気に上げたこと、及びそれを前面にアピール…

『新しい果実』GRAPEVINE

遂にそのポテンシャルを尖らせて出した作品を放ってきたな…って感じの今回のGRAPEVINEのアルバム『新しい果実』。自分も何度も聴いてて、ここまで続けてきたバンドだからこその強固さと、それ以上に何か劇薬が混じったかのような変質っぷり*1を楽しんだり驚…

"ウォール・オブ・サウンド"って何なんだろう:後編 〜Brian Wilson、ノイズ、その他

この画像は、Googleの画像検索で「Wall of Sound」と検索すると上位に出てくる画像で、これがなにかと言うと、アメリカの有名バンドGreatful Deadが1973年くらいに作ったライブ用の音響設備”Wall of Sound”なのだそうです。楽曲の表現手法としてのWall of So…