音楽-邦楽
「撮影禁止」となっていたので、開演前の写真しか撮ってないです。本当です。 福岡からはるばる東京まで向かい*1観てきました。凄いものを観た…と思ったのでライブレポートを書きます。 以前書いたムーンライダーズの歴史まとめみたいなやつはこちら。 ystmo…
折角頑張って『HELL-SEE』のレビューを書いたので、同じリリース年の上の画像2枚についても書いておきたいと思います。タイトルに「2003年のsyrup16g後編」とありますが、前編は勿論『HELL-SEE』の記事になります。 ystmokzk.hatenablog.jp 『HELL-SEE』の記…
以下の年間ベスト記事で3位に上げたんですが、やっぱり書き足りなかったので書きます。やっぱ『coup d'Etat』は全曲レビューしといてこっちはしないのはおかしいよなあ、っていう。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp ということで、あのバンド…
音楽作品は作るためには録音をする必要があって、多くの世に出てきた作品は録音するためのスタジオで演奏とかをして録音をするんですが、時折、自分の家などでそういったことを完結させてしまう「宅録」というスタイルで作品を出す人がいます。むしろ現在は…
2021年12月のクリスマスに2日間行われたライブで「一生バンド宣言」なるものが飛び出して、2021年のうちに出ると思ってた新作アルバムの発売日も決定して、遂に装いも新たに動き出すムーンライダーズ!2022年3月には日比谷野音でライブということで、いつか…
今年もやっていきましょう。ルールは以下ツイートの通りです。自由! https://twitter.com/YstmOkzk/status/1476389315274219528?s=20 でも、別に自分で「よく聴いたものから選びました」等の表明をしなければ別に、年間ベストを決める際に通しで1回しか聴い…
今回の記事はTwitterでハッシュタグで企画された「#オールタイムベストシューゲイザー」というものに投票するための記事です。 #オールタイムベストシューゲイザー 本日が投票の締切となりますギリギリの投票、全く問題ありません。お待ちしてます。⬇️ルール…
2002年頃に急に色々と現れてその後しばらくのロック界隈の潮流と人脈とを形成した下北系ギターロック界隈について、2002年にリリースされた10枚のアルバムをサンプルとして見直してみる、という趣旨の記事を前回から書いています*1。 ystmokzk.hatenablog.jp…
日本のロック関係の歴史で、同世代のバンドが一気に出てくる場面は何度かあるかと思います。渋谷系の諸々の中でミスチルやスピッツ等が同じ頃に出てきた1990年代初めやら、くるりやスーパーカーやNumber Girlや中村一義やらが一気に出てきた1997年〜1998年の…
この記事を書くのを考えてる最中に東京周辺で震度5強の地震が発生しました。被害に遭われた方が普段の暮らしに少しでも早く戻れることを祈っております。 東京。日本の首都であり世界規模で見ても有数の超巨大都市であるこの存在については、東京に住んでい…
このブログではスピッツのアルバムを全部レビューしようと試みてる訳ですが、そのうちの”中期スピッツ”とでもいうべき時期の作品についてようやく書き終わったので、初期スピッツの時と同じように、この”中期スピッツ”なる概念について纏めておきたいと思い…
花鳥風月+ アーティスト:スピッツ Universal Music Amazon open.spotify.com スピッツの「花鳥風月」をApple Musicで スピッツ全アルバムレビュー、今回は彼らの初のシングルB面曲集『花鳥風月』です。当時邦楽業界で溢れつつあったベスト盤ブームに対するア…
フェイクファー Universal Music LLC Amazon open.spotify.com スピッツの「フェイクファー」をApple Musicで スピッツ全アルバムレビュー、今回は『フェイクファー』です。フルアルバムとしては通算8枚目になります。前作『インディゴ地平線』のレビューは…
インディゴ地平線 アーティスト:スピッツ ユニバーサル Amazon open.spotify.com スピッツの「インディゴ地平線」をApple Musicで スピッツの全アルバムレビュー、今回は『インディゴ地平線』です。一番好きなアルバムなので、どうやって書くか相当悩ましく…
この記事は題名に悩んだのですが、要は先日記事にした「フェードアウトで終わる楽曲」の真逆のパターンの手法の曲を示したい記事になります。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp 楽曲というものはひどく大雑把に言って、以下の3つの方法で終わ…
今回は、細野晴臣さんの音楽について記事を書きます。 言わずと知れた日本が誇る大音楽家・細野晴臣。最近はナタリーで連載されてる「細野ゼミ」を興味深く読んでます。 natalie.mu 若手を迎えた実にゆる〜い時にゆるすぎるのでは?とさえ思うほどのトークで…
ハチミツ アーティスト:スピッツ 発売日: 2002/10/16 メディア: CD open.spotify.com Hachimitsu スピッツ J-Pop ¥2139 music.apple.com 随分と間が空いてしまったスピッツ全アルバムレビューを久々に書きます。何せ前回『青い車』が2020年5月、アルバム『空…
後編です。1990年代〜現在まで行きます。今回の50曲のリストを作る際に「これを入れるために作った」という幾つかの曲はどっちかというと今回の記事に多めに入っています。 ystmokzk.hatenablog.jp 今回の記事で最初に作った50曲分のプレイリストの全曲に触…
これはフェードアウトの記事だけど、絵におけるパースの概念もどこか近しいものがある印象。 ja.wikipedia.org フェード (fade) は、衰える、萎むといった意味の英語である。 フェードは舞台音響および録音の用語でもある。次第に音が小さくなっていくのをフ…
2021年の前半はまるで魂を吸われるようで、うんざりしてばかりの日々でした。今まで生きてきてこれほど報道の数々から不快な思いをし続けたこともないと思います。こんな惨状でもオリンピックをやるというのだから、この国はもうずっとこういう調子で進んで…
サブスクというものは確かに便利なものですが、 しかし一時期言われた(今もそう?)「サブスクに楽曲が存在していないのはこの世に存在していないのと同じ」みたいな言説には、ある程度は理解できるけども、完全には賛同しかねます。他人のふんどし借りてえら…
言うほどどの曲も何もかも晦渋って訳じゃないと思います…。 先日書いた以下の記事で、このアルバムの尖った感じは、普段なら亀井曲が多くを占めるGRAPEVINEのアルバムにおいて、あえて比較的晦渋な田中曲の比率を一気に上げたこと、及びそれを前面にアピール…
遂にそのポテンシャルを尖らせて出した作品を放ってきたな…って感じの今回のGRAPEVINEのアルバム『新しい果実』。自分も何度も聴いてて、ここまで続けてきたバンドだからこその強固さと、それ以上に何か劇薬が混じったかのような変質っぷり*1を楽しんだり驚…
この画像は、Googleの画像検索で「Wall of Sound」と検索すると上位に出てくる画像で、これがなにかと言うと、アメリカの有名バンドGreatful Deadが1973年くらいに作ったライブ用の音響設備”Wall of Sound”なのだそうです。楽曲の表現手法としてのWall of So…
先日投稿した以下の記事で、その1曲目になるこの曲が、あまりに書くことが多すぎたので、この曲単体で記事にすることで後回しにしました。 ystmokzk.hatenablog.jp 今見ていただいてるこれが、その記事です。 『A LONG VACATION』というアルバム全体よりもむ…
3月は期せずして弊ブログの大瀧詠一強化月間となりました。これはロンバケ40周年記念だからではなく、長年叶わなかった大瀧詠一作品のサブスク解禁によるものです。 これまで弊ブログでは、数々のテーマ別記事の作成の際、どうしてもサブスク上でプレイリス…
前の記事に追記した予告どおり、大瀧詠一のこのアルバムを全曲レビューしていきます。それにしても本当にすごいこう、幸せなアルバムだ…リアルタイムではむしろ不幸な作品なのに、事実とか予備知識とか除いて聴いてると、これほど”大瀧詠一”で溢れかえってい…
大瀧詠一のナイアガラレーベルからの全楽曲が2021年3月21日からサブスクでリリースされます。ようやく、ようやくされます。ロンバケ40周年だけリリースされてサブスク来なかったらどうしようかと思ってたけど遂に! というわけで、今回はそんな大瀧詠一のオ…
2021年最初の記事です今年もよろしくお願いしますです。 先日の2020年年間ベストアルバム記事を書いてアップした後すぐに家を出て実家に帰りました。その後1月1日の朝まで滞在して昼には福岡市の居住地に帰ってきました。家では大してやることがないし(なん…
地味ベストプレイリスト記事を書き上げた余勢でするっと10曲選べたので、こっちも書いておこうと思います。 ystmokzk.hatenablog.jp 彼らのシングルは2020年10月現在で計38枚、配信限定シングル8枚を合わせると総計で46枚あります。これらのA面曲の中から10…