ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

  2019年の8月から始めた筆者が細々と運営しているこのbotの、登録している楽曲を列挙していく記事です。登録曲数が100曲を超えたので記念に(あと自分の確認のためにも)公開します。随時更新していこうと思います。順番は(おそらく)登録順です。

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『ニュールンベルグでささやいて』『C.M.C』The Roosters(1982年〜1983年リリース)その他諸々

 前回の記事で、サブスクがついに解禁されたThe Roosters(z)の全スタジオ“アルバム”についてレビューしましたが、今回解禁されたもののうち唯一(唯二?)アルバムではないけども解禁された作品があります。今回はそれらについての話です。どちらも1982年にひとつのセッションで録音され、なぜか2枚(+α)に分けてリリースされたものですが、もしこれらが1枚のアルバムとして出ていたら…という妄想も含めてお送りしていきます。

 先に妄想の結論を書いておきますが、筆者の個人的な評価としては「もしこの時期の楽曲が1枚のアルバムに結集していたら、日本のオルタナティブロック界の『風街ろまん』になっていただろう」というものです。しばらく前からちょいちょいこんなこと書いてますがなんのことだったのやら。これについても当然触れます。

 前回の記事はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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The Roosters(z)の全スタジオアルバム(10枚)

 

祝・The Roosters(z)全スタジオアルバム(+α)サブスク解禁!

 

 ということで今回は、そんな解禁されたオリジナルスタジオ“アルバム”全10作品を順番に見ていく記事です。タイミング!

 

 ちなみに、今回のサブスク解禁は相当に悲願な出来事で、その辺の様々に困難だった事情を以下の記事で少しばかり書いていました。もう過去のことになってしまいましたが参考までに。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 あと、割と今回の記事に近い書き方をしたことのあった、ムーンライダーズの記事はこちら。というかムーンライダーズの記事の時の書き方に準じて今回書きました。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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『luminous』ART-SCHOOL(2023年6月リリース)

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 ART-SCHOOL全作全曲レビュー、2023年現在ではこれが最後にして最新の作品になります。6月にリリースされたこの作品は昨年の4曲入りシングル『Just Kids e.p.』に続く作品で、フルアルバムとしては2019年の『In Colors』から3年ぶり、通算10枚目の作品となります。

 全10曲で合計約32分という歴代最短のサイズで、収録楽曲のスタイルのこともあって再生開始から聴き終わるまでの疾走感はあの“勢いだけで作った”かのようだった1stアルバム『Requiem For Innocence』さえ凌ぐのでは…という、よく考えたらなんだか凄いなこれは…という作品です。見ていきましょう。

 

 前作『Just Kids e.p.』の弊ブログレビューはこちら。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 前々作『In Colors』の弊ブログレビューはこちら。結構前に書いたものなので今と書き方の形式や文体が結構違うのはご愛嬌。。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 前々々作『Hello darkness, my dear friend』のレビューはこちら。順番はおかしいけど、この記事の直前に書いたのはこれです。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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『Hello darkness, my dear friend』ART-SCHOOL(2016年リリース)

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 ライブ前に完結させたいとの思いでにわかに再開したART-SCHOOL関係全作全曲レビュー、今回は2016年の、通算8枚目になるフルアルバムである本作になります。メジャーレーベルを離れて自主レーベル“Warszawa”からリリースされた本作、ジャケットを見るとなんかファンタジックな感じですが、実際作品もそんな感じです。どんな感じにファンタジックなのか見ていきます。

 前作のレビューは以下のとおり。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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『YOU』ART-SCHOOL(2014年リリース)

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 ART-SCHOOL関係の(ほぼ)全作品全曲レビュー、あとアルバム3枚で完結します*1が、今度のライブまでに全部終わらせたかった気持ちもあり、やや慌てつつも、今回はこの通算7枚目となる11曲入りフルアルバムについてレビューしていきます。現在まで続いているメンバーになって3作目、またソニー所属時代最後そしてメジャーレーベルからのリリースとしても最後の作品になります。次作からは自主レーベルからだったりUKPからだったりします。

 前作のレビューはこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 そして前々作のレビューはこちら。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 本作への印象を一言で述べるならば、同じメジャーレーベルで出した上記2作の、結果的に様々な意味での反動として本作があるような感じがします。

 

*1:これより後の作品のうち『In Colors』『Just Kids e.p.』はすでにレビュー済み。

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夏の楽曲集(Vol. 6 2000年代:30曲)

 サムネ画像は今回は熱海です。2回ほど行ったことあるけど1回は車で行って大変な渋滞で死にそうになりました…。

 年代ごとに夏の楽曲に触れていくシリーズを長々とやってきましたが、今回は個人的にはクライマックス感のある2000年代です。この一連の記事を書く端緒になった作品の楽曲を含んでいますし、筆者が個人的にとりわけ思い入れのある感じがする2000年代初頭の時期を含んでいます。なんだかんだで思い出には左右されてしまうもの。書く身にも力が余計に入ったのか、えらく書き終わるまで時間がかかってしまいました。

 前の年代である1990年代の記事は以下のとおり。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 また、寄り道的に書いたスピッツサニーデイ・サービスの夏特集は以下のとおりです。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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サニーデイ・サービスの“夏”にまつわる曲【20曲】

 一個前に書いたスピッツの同種の記事で味を占めたので、今回は同じくサニーデイ・サービスの夏にまつわる歌を集めました。予想はしていたけども、スピッツ以上にサクサクと曲が集まり、20曲のチョイスということになりました。

 一個前のスピッツの夏の記事はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 サムネ画像のコラージュは今回のリストに入っていない曲のPVからも引っ張ってきましたが…それにしても海岸沿いを舞台にしたサニーデイのPVやたら多いな*1

 

 

*1:どの画像がどのPVからなのかというと、

1段目左:サマー・ソルジャー 右:さよなら!街の恋人たち

2段目左:One Day 右:夏は行ってしまった

3段目左:summer baby 右:苺畑でつかまえて

4段目左:幻の光 右:ジーン・セバーグ

ジーン・セバーグだけテイスト違うかもしれんけど女の子がキモ可愛くてかなり好きなPVなので。

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スピッツの“夏”にまつわる曲【15曲】

 前の記事で「やらないけど」と書いていたはずのものを早速書いてしまうという。あれはきっとフェイントだったんだと思います。

 ということで、前回の記事で『夏の魔物』だけ取り上げたものの、スピッツの夏の名曲・佳曲はそれだけに尽きないどころかもっと沢山あるので、この機会にそれらのうち目ぼしいかなと思った15曲を、今回ばかりは前置きとかも短めににしてササっと見ていこうという記事です。

 

 前回の記事はこちら。

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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