ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

  2019年の8月から始めた筆者が細々と運営しているこのbotの、登録している楽曲を列挙していく記事です。登録曲数が100曲を超えたので記念に(あと自分の確認のためにも)公開します。随時更新していこうと思います。順番は(おそらく)登録順です。

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BLANKEY JET CITYに対する偏愛(プレイリスト30曲分)2/3

 記事が長くなることが予想されたので3分割してしまったところ、サムネ画像に困ってしまう問題が発生し、今回は一連の記事で取り扱わないことになってしまったシングルのジャケットを並べて凌ぐことにしました。短冊形シングルって普通サイズのCDとジャケット並べてこういうコラージュ作るのに全然向いてないなって。

 サブスク解禁を機に準備を始めたBJCの個人的選り好み30曲レビューの、今回は2回目です。今回選曲した10曲は、前半は開放感サイド、後半はメランコリアサイドという感じで曲を並べてみました。あとコラム的な文章も2つ書きました。

 前回の記事はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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BLANKEY JET CITYに対する偏愛(プレイリスト30曲分)1/3

 BLANKEY JET CITY(以下“BJC”)のシングルやベスト盤含む公式リリース作品ほぼ全作品*1が2024年7月28日にサブスク解禁され、この、1990年代に活躍し広範な影響を与えた日本のバンドに触れることがグッと容易になりました。

 一方で、世の中これだけ様々な音楽が溢れている中で、あえてこのバンドの作品を聴きに行くとしたらどんな理由だろうか、いやまあ基礎的体力が圧倒的なバンドなので、歴史上の数々の作品に埋もれない存在感は基本的にはあると思うものの、かなり音楽的なレンジを実は広く持った存在でもあるので、その辺は聴く人で様々だろうなとは思います。ある人は彼らに「エッジの効いた不良」要素を求めるかもだし、ある人は「3人の凄腕演奏者がぶつかり合うスリリングさ」を魅力に思うかもだし、まあ色々。

 BJC以降(むしろBJC活動中でさえ)も、特に浅井健一という表現者は作品を大量に世に放っており、このブログの筆者はむしろSHERBETSの作品*2の方が好きな部分が多々ありますが、しかし同じ人が曲を書いて歌ってるわけなので、サブスク解禁された今、改めて30曲選んでみて、それらについてレビューすることで、きっと自然とこの伝説のバンドのうちの自分の偏愛する部分が浮かび上がってくるだろうという、そういう試みの記事です。バンドの活動時期はかなり昔、浅井健一の息子がモデルとして世に出てるくらいの、今更すぎることなのかもしれないけども。

 なお、もう結構前になりましたが、浅井健一作品についてこんなのも書いてました。5枚とは随分少ないな…と今となっては思いますが、基本方針はこの頃と全然変わってないなあ…と思います。BJC時代の作品をもっと増やすとしたらまずは『BANG!』やろなあ。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 書いてて思いの外長くなることが分かったので、10曲ごとに三分割します。それぞれにちょっとしたコラムを付します。

 

*1:アナログ盤『HARLEM JETS』限定曲『JET LAG』等、ほんの少し公式リリースされたけど取りこぼされたレア曲がある模様。『JET LAG』はそもそも2009年のコンピ『RARE TRACKS』からなぜ漏れたのか…。

*2:それにしてもSHERBETSの方は相変わらずサブスク解禁状況がカオスなままだな…。

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100万PV突破:よく読まれたっぽい記事の振り返りなど

 確か7月17日くらいに弊ブログが100万PVを達成したようです。サムネは今日(7/21)時点のもの。

 嬉しいような、結構時間がかかってしまってたような。最近精神がたるんでてあまり書けてなかったのもあって、でも今年に入って何も書いてない時でも前よりもPV伸びるようになって、なんかよく分かんないっすね。

 前回のこういう記事が2022年の冒頭に書いた50万PV達成記念だったようで、そこから2年半で倍にはなったのか。2016年から改めて始まったこのブログで、8年で100万というのがどうなのか、よく分かりませんけど、でも単純に100万って数字はいいと思うので、前回のそういう記事以降に書いた弊ブログの記事の中でよく読まれたっぽいものを振り返ったりしておこうというものになります。

 前回の50万PVの時のはこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

 その前の30万PVのときや10万PVの時のは以下のとおり。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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『スカーレット』ART-SCHOOL(2004年8月リリース)【リマスター記事】

songwhip.com

 

 2004年の振り返り年間ベスト記事を書いてる時に、そういえばこのミニアルバムも2004年リリースだから20周年かあ、と気づき、それでこの前ライブを観たらこの作品の表題曲を相変わらず演奏してたりしたこともあって、また弊ブログの当該作品や次の作品の記事は前のブログからのインポートの都合で色々と崩れて見辛くなってたので、ちょっとちゃんと書き直しておこうかなと思ったところ。

 ということで今回は、メジャーデビュー後の快進撃が、メンバー4人中2人脱退という致命的な事象でストップした2003年の後、しかしレーベルをインディーに移し*1新メンバーを迎え、活動休止してたとは思えないハイペースでリリースされた復活のミニアルバム作品のレビューし直しになります。

 

 本作の前作となると、リリース的にはライブ盤『BOYS DON'T CRY』になりますが、スタジオ作品となると2003年11月リリースの2ndフルアルバム『LOVE/HATE』となります。弊ブログでのレビューし直したものは以下のとおり。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

*1:メンバー二人抜ける状況で東芝EMIに在籍し続けるのが契約とか的に無理だったんだろうなと。同じことが再メジャーデビュー後のポニーキャニオンでも2011年頃に。。

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2004年(平成16年)のすげえいいアルバム【30枚】

 一個前の記事で2004年のアルバムを扱ったことだし、以前から書こうとして準備してたりもしたので、予定どおり、今回はこういう内容のものです。思いの外時間がかかってしまいました…。

 あまり個人的な思い出になりすぎないように(しかし大事なところはそういうのも入れつつ)、かつノスタルジーにもなりすぎないようにしながら、ただただ「たまたま今から20年前に当たる2004年のすげえいいアルバムを20枚ほど紹介します!」という記事になるよう祈ってこの記事を書き始めました。そうなってるといいんですが…。実際、当時今から上げるアルバムを聴いてたかというと全然聴いてねえし。。

 

 以前書いた、2002年や2003年の年間ベスト的なものはこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

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『A Ghost is Born』Wilco(2004年6月リリース)

songwhip.com

 

 2024年3月15日、大阪でWilcoのライブを観ました。ひたすらに凄すぎる演奏と歌と楽曲とアレンジとが繰り返され続け、終わってしまう頃にはすっかり呆けてしまうほどだったように思いますが、そんな久方ぶりの来日公演においてとりわけ目立っていたのが、今年リリースから20周年を迎えるこのアルバムからの楽曲群でした。

 今回はそんな20周年のアルバムについての記事です。アニバーサリー!決して幸福な生まれじゃなかったこのアルバムをバンドがライブで全力で祝福していたように、自分も何かいい感じのこと書いて捧げることができれば!という思いで行ってみましょう。

 なお、ヒストリー的な内容の結構な部分をバンドの中心人物Jeff Tweedyの自伝に拠ってます。

 

honto.jp

 

 また、Wilcoの各アルバムについては弊ブログの以下の記事にて簡単なレビューをしてあり、本作も取り上げてますが、単体で改めて、もう少しちゃんと、この複雑にして空虚で深淵な作品集を見ていきたいと思います。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

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1990年代のPrinceにインディーロック的なものを見出そうとするプレイリスト【30曲】

 最近なぜか急にPrinceをよく聴くようになって*1、これまでの人生でもここまでPrinceばっかり聴いてることもなかったので、今回のはその勢いで書くもののひとつです。

 Prince、ジャンルはファンクとかR&Bとかだと見なす人が大半だろうと思われますが、多くのアルバムでそうですが、「これ1枚ファンク尽くし」みたいなアルバムはおそらくなくて*2、じゃあバラードとファンクだけで出来てるかというとそうとも言えない、もっと普通にポップスみたいなのとかロックみたいなのとか様々あって、「あれっ言うほどファンクかこれ…?」みたいな不思議な感覚になると思います*3

 今回はそんなジャンルレス気味なアーティストであるPrinceの、1990年代の作品に絞って、なおかつ自分が特に興味のある「ギターを使うR&B」という側面で選曲していったプレイリストを見ていくに、これはもはやPrinceはインディーロックなんじゃないかと思えてくるような、そんなチェリーピッキングの結果を披露するものです。

 

 

*1:一応、これの前に書いたコーラスの記事でPrinceの該当する曲を探して色々聴いてた流れからきてる。

*2:一番それっぽい『Black Album』でさえ1曲スウィートなのがある。

*3:もっとも、そういうのはStevie Wonderにしろ、『The Love Below』の頃のAndre 3000にしろ、時折あるようで、むしろR&Bを超えて表現しようと目論む近年の黒人アーティストたちはそういった感覚の方が普通なのかも。

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コーラス(ギターエフェクト)について【40曲】後編

何このサムネ…?*1

 

 続きです。作ったリストを聴き返してて「あれっ、これコーラスじゃなくね…?フェイザーじゃね…?」「ディレイじゃね…?」などとなるたびに楽曲を入れ替え続けてきたこのシリーズも一旦終わり。最後までコーラス漬けな記事になったと思います。

 前編では、自己都合*2で変な場所で切ってしまったので、おまけとして「コーラスがたくさん聴けるアルバム」のリストも作りました。10枚あります。

 

 前編はこちら。

 

ystmokzk.hatenablog.jp

 

*1:Fire Alpacaとマウスで1時間程度格闘して出来たのがこれ。結局なんだこれ…。

*2:2月中に1個くらい投稿したかったから…。

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