ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

音楽-邦楽

『おきてがみデバイス』hasu-flower

近頃ブログとか何とかを放ったらかしにしていたのは、今回リリースできたミニアルバムを作るのにああだこうだして余裕がなかったからです(生活に余裕がなくなってるのもあるが…)。Okitegami Device by hasu-flower独力!つくるのに一年もかかった!それで…

『スカーレット』ART-SCHOOL

活動休止前ライブの感想という最大の憑き物も落ちたことだし、アート全曲感想を再開します。 バンド結成以来の4人が深刻なディスコミュニケーションに陥り遂に解散状態になるのが所謂第一期アートの結末だった。大傑作アルバム『LOVE/HATE』とそのツアーから…

2015.2.13 ART-SCHOOL活動休止前ライブ

ART-SCHOOLが2月13日のワンマンライブをもって活動休止に入った。しかしながら、今回の休止が、メンバー間の致命的な不和によるバンド壊滅などでなくもっと別の理由があることは、木下理樹本人の活動休止発表時のコメントからは薄ら、また小野島大氏による…

「BLUE GHOST TOUR FINAL 元気にさよなら」昆虫キッズ

行ってきました東京は渋谷、クアトロ。はじめて入りました。 感想書くの遅れに遅れて、ご本人の方からこんな記事まで投稿されてますが…。DVD、出るのか…!あえていつもの書き方で書いてみよう。 ※あくまで『BLUE GHOST』ツアーから観始めたファンの感想です…

『COMITIA109』スカート

「シリウス」という新譜が出ます!ジャケットは町田洋さん!11/12ワンマンお待ちしてます! RT @natalie_mu: スカートの12inchシングルがカクバリから、ワンマン先行販売も http://t.co/IruM7BdsGG pic.twitter.com/EM7cUoflzg— 澤部わたる子(11/12WWWワン…

『mofu EP』Kalan Ya Heidi(セルフライナー的なもの)

数日前に、こちらのサイトで取り上げていただいたので、嬉しくなって調子のってセルフライナーノーツ的なものをすこし書きます。こちらで、『メープルのマーブル』『リリカルトレッキング』の二曲がフルで聴けます。 他の曲も配信サイトとかで試聴できます。…

『Born To Be Breathtaken』For Tracy Hyde

ラブリーサマーちゃん加入後のFor Tracy Hydeの音源リリース第二弾。当初ライブ会場+コミケ(!)限定の販売(それもCDという形態ではない)だったのが、8月31日より配信で入手可能に。 ぼくはコミケで購入できた(サマソニ東京二日目行く途中にタイミン…

昆虫キッズ解散(活動終了)

昆虫キッズより活動終了とツアーファイナル決定のお知らせ http://t.co/aYbG5GpGqN— 昆虫キッズ (@the_insect_kids) 2014, 8月 1はああああああああああああああああああ!!!!!???? と、仕事から家に帰り着いて暑い中扇風機浴びまくってどうにか涼を…

『In Fear Of Love』For Tracy Hyde

東京のインディーギターポップシーンの一角だったFor Tracy Hyde(以下FTH)が、ボーカルにラブリーサマーを迎えたことであらゆる方面に求心力が急激にアップした感じのある、4曲入りのEP的作品。一部レコード店で無料配布が行われていたが品切れが続出。ぼ…

好きな曲A to Z(4/26(予定):Dの曲)

ゴールデンウィーク中にどこまで進められるか、この企画の完走はそれにかかってる気がする…。 ↑上記の文章をゴールデンウィーク前に書いて、その後テーマ曲以外を割とすぐ書いてから、テーマ曲について書こうとしたら、ぱたっと書けなくなってしまった…。方…

『eye』ミツメ

ミツメの2枚目。8曲というまたフルアルバムともミニとも言いがたい曲数。 だけどすごくいいアルバム!ミツメの音楽的ポテンシャルの奥深さが感じられる。eye(2012/09/22)ミツメ商品詳細を見る 1. 春の日 いきなり前作のギターポップ感からかなり離れたカオ…

『mitsume』ミツメ

最近ちらほら見かける「東京インディー」という括り。っていうか全国的に話題になるようなバンドの殆どが東京を拠点にしているんだからどのバンドも東京インディーじゃねーか、とも思うし、検索してもパッとどういうバンドがくくられているのか分かりにくい…

Kalan Ya Heidiというバンド(正確にはバンドではないので僭称)

ライブが近づいてきたので、これまで主にtwitterで(そいうかほぼそこだけで)宣伝してきたけど、改めて告知も兼ねて、まとめておきます。ぼくも参加しているバンド(?ガールズ・ユニット?)に関してです。mofu EP(2014/02/19)Kalan Ya Heidi商品詳細を見…

『シフォン主義』相対性理論

いまや日本サブカル界の王道になってしまった感すらあるやくしまるえつこ等(等って感じが最近より強まってないですか?)のバンド相対性理論のデビューミニアルバム。これ改めて見ると全部で16分弱しかなかったのか…。シフォン主義(2008/05/08)相対性理論商…

『ロング・グッドバイ』きのこ帝国

きのこ帝国の2013年末に届けられたこのEPがとてもとても良いのでシューゲってやっぱいいなって思いました。ロンググッドバイ(2013/12/04)きのこ帝国商品詳細を見る今年初頭に出た彼女らの1stフルアルバム『eureka』が黒く塗りつぶすのを基調としたおどろおど…

『超越的漫画』曽我部恵一

前回の続き。 曽我部恵一の『PINK』以来およそ2年ぶりとなる単独名義作品。これがとてもおもしろい。超越的漫画(2013/11/01)曽我部恵一商品詳細を見る ジャケットの漫画は曽我部本人が書いたもの。曽我部のサブカルマンガ属性が覗いている、と同時にこのテ…

曽我部恵一関連1(『PINK』に対する悪口など)

まず、この投稿は次に準備する予定の、アルバム『超越的漫画』のレビューの、前哨戦です。あのアルバムは何となく久々に曽我部恵一について熱く語りたくなる作品で、で、その熱く語るためにはどうしてもその辺の事情というか個人的理由というかを整理してか…

『ヒバリのこころ』スピッツ

スピッツのインディーズ時代唯一CDでリリースされた音源。未だに超プレミア。ヒバリのこころ(1990/03/21)スピッツ商品詳細を見る買 っ て み な ってな額。これでも『花鳥風月』に本作から二曲収録されて値段が下がったということで、昔は十万を軽く越えたと…