日本のオルタナティブロックバンド、ART-SCHOOLの通算4枚目のフルアルバム。アルバムタイトルは、ローマ神話に登場する花と春と豊穣の神・フローラから取られている。また、前作シングル『テュペロ・ハニー』から続けて、プロデューサーとしてROVOの益子樹氏を迎えて制作された。ジャケットはそこはかとなくイギリスのロックバンドThe House Of Love*1の1stアルバムを想起させるもの。昔は単に「またお得意のパ…オマージュだよw」とか思ってたけど、今このアルバムのサウンドを聴くと、この寄せ方は意思表明だったのかな…なんて考えてしまう。
- アーティスト: House Of Love
- 出版社/メーカー: Polygram UK
- 発売日: 1990/03/06
- メディア: CD
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ART-SCHOOLの全曲レビューについては、一番最後が2017年12月の『テュペロ・ハニー』となっており、 相当間が空いてしまいましたが、このアルバムは本当に素晴らしい、大好きな作品なので、もっとサッと書けたはずで、こんなに間を空けてしまった自分が恥ずかしくなりますが、ひとまず書いていきます。木下理樹さんも体調不良から復帰したっぽかったし。。
ポップで、音がキラキラしていて、これまで以上に晴れと暗がりをしっとりとした中で行き来するアルバムです。ややボリューミーすぎるけど、彼らの最高傑作候補のひとつと思っています。
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