ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

  2019年の8月から始めた筆者が細々と運営しているこのbotの、登録している楽曲を列挙していく記事です。登録曲数が100曲を超えたので記念に(あと自分の確認のためにも)公開します。随時更新していこうと思います。順番は(おそらく)登録順です。

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コード進行の話:Ⅰ→Ⅳ反復のキャッチーさについて

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 前回コード進行についてざっとした記事を書いたのは、今回のこの記事に繋げるためでした*1

ystmokzk.hatenablog.jp

 前回の記事のサムネイル画像をLoe Reedにしたことで言いたかったのは「コード進行はシンプルなものでもいいものはいいんだよ」ということでした。そして今回は、世に無数にあるコード進行の中でも最もシンプルなもののひとつである「Ⅰ→Ⅳ」の反復に焦点を当てて、その働きとキャッチーさについて見ていきたいと思います。

 

 ただ、今回のテーマは、普段コード進行のことについて考えることのない人が読むとちょっと分かりにくいと思います。以下でも簡単な解説を書きますが、それよりも例によって作成したSpotifyのプレイリストで今回選曲した楽曲を聴いてもらった方が雰囲気がわかるかもしれません。確かにこういうシンプルな繰り返しなのにグッと来る展開ってあるよね、という、そういう楽しみ方ができる文章になっていれば幸いです。

  •  はじめに(おさらい?補足?):Ⅰ→Ⅳ進行とは?
  • 本編
    • 1960〜1975
    • 1976〜1990
    • 1991〜2000
    • 2001〜2010
    • 2011〜2020
    • このリストの1位
  • 終わりに

 

*1:というか、今回の記事の序文として書こうとした「コード進行についての簡単な解説」がなんか言うほど簡単じゃなくなってきたので、単独で記事にしたのが前回のものです

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コード進行の話:ポピュラー音楽における基本的なコード進行とその効果

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画像をクリックするとこの画像元のLou Reedのスリーコードの記事(外部サイト)に飛びます。

 

 コード進行の話をします。

 今後、このブログで「こういう定番のコード進行の曲を並べてみました」的な記事だったらいくつか書けるな…と気づいたんですが、そういう記事を書くより前に、じゃあまず、今後取り上げるようなコード進行はどういうものがあるのか、そもそも、ブルーズ〜ポップス〜ロックンロール〜ロックという流れの中で多くのヒット曲やそうでもない曲で採用されてきたコード進行にはどういうものがあって、それぞれどんな特徴があるのか、というのを一回整理しておきたくなったので、今回これを書きます。

 楽器を演奏する人・演奏してたことのある人においては「あるある〜」な感じに受け取ってもらえれば、または演奏とかしない、「コード進行」といった言葉に馴染みのない人にとってはコード進行を通じて楽曲の聴き方の面白さが何かしら増えれば、なんか幸いな気がします。

 なお、五線譜は読むのも書くのも苦手なので使いません!また筆者はギターはそこそこ弾きますがピアノは全然弾けないので、ギターでよく演奏されるコード進行に偏った話になってしまうと思いますのでご了承ください。

 

  • はじめに:「コード」「コード進行」とは
  • 具体的なコード進行例
    • 基本的なスリーコード:Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ
      • ●ブルーズにおけるトライアド
      • ●ブルーズからの派生としてのロックンロール
      • ●ロック・ポップスに溶け込んでいくスリーコード
      • ●パンク・パワーポップでのスリーコード
    • 二つのコードによる反復の事例
      • ●Ⅰ→Ⅳの反復
      • ●Ⅳ→Ⅰの反復
      • ●Ⅰ→Ⅵmの反復
      • ●ツー・ファイブ:Ⅱm→Ⅴ
    • 有名なコード進行パターン
      • ●カノン進行:Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ
      • ●王道進行:Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm
      • ●逆循環(小室進行):Ⅵm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ
      • ●ギターロック的メジャー進行:Ⅰ→Ⅴ→Ⅲm(or Ⅵm)→Ⅳ
      • ●オールディーズ調?:Ⅰ→Ⅲm→Ⅳ→Ⅳm
  • ひとまずの終わりに

 

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回ってきたブロガーバトンの対応の記事

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 ブロガーバトンなるものがあるらしくて、このような様式の各項目を埋めて自己紹介的なものになるんだろうと思われます。これがどこ発祥なのかは、この様式にある端っこのID的なやつで検索したら出てきました。

hiyapa.hatenablog.com

 で、今回そのバトンが回ってきたのは、以下のブログをされているナギさん(id:nagi1995)からでした。

nagi1995.hatenablog.com

 弊ブログの『青い車』の記事をお褒めいただいています。ありがたい…。

 正直、全然ブログを通じての人付き合いというのをしてこなかったので、このバトンを回す次の人がいないのですけど、この記事を見られた方でバトンを受け取りたいという方いらっしゃいましたら、どうぞid:ystmokzkからバトンを受け取りましたの体で適宜実施してもらえればと思います。

  • ブログ「華氏65度の冬」について
    • おすすめな記事
  • 本編:ブロガーバトンの所定の内容について
    • 名前
    • 年齢
    • ブログ歴
    • 現在の総記事数
    • 更新のタイミング
    • ブログのジャンル
    • ブログを始めたきっかけ
    • 今後のこのブログの野望
    • ひとこと
    • 一番古い記事
    • お気に入りの記事

 

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素敵な歌詞botで翻訳した気に入ってる15曲

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いつもとりあえずはGoogle翻訳に歌詞をコピペしてから考える

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 私が運営してる「素敵な歌詞bot」は、私が好きな歌詞の一節を邦楽・洋楽に関わらず掲載してるものですが、英語歌詞のものであれば適宜私の方で翻訳してます(半ばGoogle翻訳をいじり倒してるだけかもですが…)。今回はその中で個人的になんか上手いことなったな、と気に入ってるやつを掲載します。順番は登録が速いものから順番で、15曲分を、botのツイートから引っ張ってきて掲載します。

 現在このbotに歌詞を掲載している楽曲の一覧についてはこちらに掲載しています。

ystmokzk.hatenablog.jp

 なお、様々な制約(ツイッターの文字数、歌詞ならではのよくわからない文法、及び筆者の英語力の貧弱さ)などにより、翻訳は全然正確ではないのでご容赦ください。

 

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パワーコードな25曲

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 他のブログの方からブログバトンなるものを貰ったんですが(そっちは後日投稿します)、そのブログバトンの記事で取り上げられてた曲が今回の記事の1曲目だったので、そこで閃いて、今回は演奏の大部分をパワーコードでやってる曲を集めたら25曲くらい集まったので見ていきます。年代順で、最後にSpotifyのプレイリストがあるのはいつもの通りです。

 そもそもパワーコードとは何か?これはギターの弦を2本ないし3本だけ決まった形で押さえて弾くとなんか明るいとも暗いともつかない、なんか無骨な感じの割と太い感じの音が鳴る演奏方法です。こういう感じで押さえます。押さえやすいです。

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メジャーコードもしくはマイナーコードの第3音を省略し、それにより音の濁りが少なくなるため純粋かつ力強い音を醸し出す事が出来る。また、オクターブを加える場合もある。

    Wikipedia-パワーコード

 

 パワーコードがどういうものか知ってる人はその上で、知らない人は各曲を見てて「あっこういう演奏のやつのことか」ってなれば幸いです。あと例によって自分が聴いてるジャンルに偏りがあるので、特にヘヴィロック・ヘヴィメタルスクリーモ等は全然分からないので、その辺申し訳ありません。とはいえ、パンクからヘヴィなのまで、速いのから遅いのまで取り揃えました。

 

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レトロスペクティブ:2010年のアルバム15枚

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 10年前に戻りましょう。

 もう2020年ウンザリしすぎませんか…?コロナウイルス、政治的犯罪の連発、BLMの混乱とあっちも深刻な政治不信、香港情勢、最新情報で九州各地の大雨と川の氾濫…もうこの世界終わりなんじゃね?みたいなヤケな気持ちになるので、10年前を振り返ってみましょう。想像してみましょう、10年前の2010年、コロナウイルスどころかまだ東日本大震災も起こっておらず、日本は民主党政権で色々賛否がありながらもとりあえずは今の政権ではなく、アメリカはオバマ大統領の時代が続いていて、中国も時々変なニュースはあっても今の香港みたいなことはなくて、インディーロックはUSインディーが最盛期で、ぼくもあなたも10年分若くて、10年分健康で、10年分バカで、10年分愚かで、10年分呑気で、10年分まだ何かを信じれていて…。

 …などと大げさな前振りはひとまず脇に置いて、回顧記事です。今の自分のiTunesもといMusicアプリのライブラリに入ってる2010年の作品から15作を選んでみました。正直、大半はリアルタイムで聴いてはいなかった気がする作品が並んでしまいましたが…自分史ではなく、あくまで2010年の音楽を今の地点から“回顧”するもしくは“ディグる”というテーマでやっていきます。2010年、こんなアルバムがあったんだなあと改めて思いました。自分もまだ年間ベストとかを書いていなかった頃ですし(書いていなかったんだっけ?よく分からない)。今回は順位を付けて、15位から下っていきます。

 10年前はサブスクとかなかった気がしますので、10年前っぽいやり方で各アルバムのAmazonへのリンクを貼っておきます。Amazonは嫌いになってしまって久しいけども。

 

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2020年前半のアルバム9枚

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 コロナウイルスのおかげで世界中が散々な(それ以外も大概散々ですが…)2020年も前半が終わろうとしていますがみなさまどうお過ごしでしょうか。自分はSTAY HOMEで時間が結構あったはずなのに、前の年にも増して新譜を聴けていない、音楽を聴けていない気がします。やっぱり、外出中にイヤホンとか、もしくは車のスピーカーとか、そういうので音楽聴くのが自分の中で大きいんだなと思います。仕事が通常営業に戻ってからの方が聴けてますしこのブログも再開できてるくらいなので。

 私ごとでは、福岡市に帰ってくることができましたが、実際に誰かと会って音楽の話をすることは何故か皆無です。寂しいのでブログの更新とかでせめて糊口を凌いでいたいです。

 というわけで、あまり聴けてない中でも9枚くらいならどうにか選べましたので、例年やってる前半の個人的に良かったアルバムの簡単なレビューを載せておきます。9枚の内訳はまあこのトップ画像のとおりなんですけども。順位はありません。単なるA→Z・あいうえお順です。あと最後にサブスクのプレイリストをSpotifyApple Music両方で曲目変えて準備してます。

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小西康陽の作家性について:ピチカート20選+その他5選【後編】

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 PIZZICATO ONEがリリースした『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』の素晴らしさを契機に、作詞作曲家・小西康陽さんの、自分では歌わないのに一部楽曲が非常にSSW的で、アンビバレンツな素晴らしさがある、ということで書いている文章の、これは後編になります。前編はこちら。

ystmokzk.hatenablog.jp

 こんな野暮な文章読むよりも、実際に『前夜』を聴いてもらった方がはるかに、小西康陽というソングライターの素晴らしさが全然理解できるかと思います。

open.spotify.com 

 更には、『前夜』に関する更なるインタビュー記事が出ています。こちらを読んだ方が遥かに良さの理解が深まると思います。

rollingstonejapan.com全編新曲でご自身で歌うスタジオ音源…とても聴きたい…!

 

 とはいえ、『前夜』の素晴らしさは、自分が今まで熱中してきた小西さんの楽曲の方向性と近いものがあるように感じられて、それで、この曲はここが原曲の頃から素晴らしいんだ…とか、こういう良さというのは小西さんの曲でしか自分は寡聞にして知らないな…みたいなのが色々思いついたので、それを文章として出力しておこうと思った次第です。前編から読んでいただいている方は、全然読みづらそうな文章をわざわざ読んでいただき、大変ありがとうございます。後半も、せめて何か意味があることが書けていれば幸いです。

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