ブンゲイブ・ケイオンガクブ

本を読まない文芸部員と楽器を練習しない軽音楽部員のような感じのブログ。適当な創作・レビュー等々。

【随時更新】素敵な歌詞bot 登録楽曲一覧

  2019年の8月から始めた筆者が細々と運営しているこのbotの、登録している楽曲を列挙していく記事です。登録曲数が100曲を超えたので記念に(あと自分の確認のためにも)公開します。随時更新していこうと思います。順番は(おそらく)登録順です。

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『Pomason / tape drug』NYAI

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open.spotify.com

Pomason/tape drug - Single

Pomason/tape drug - Single

  • NYAI
  • インディ・ポップ
  • ¥458

music.apple.com

 最近仕事が忙しかったり体調が悪かったり先のことの準備を考えないといけなかったり鬼滅の刃にはまってしまったりといった具合になかなか時間が取れてないですが、今回のこれなら2曲だけといういい感じのサイズなので、サクッと書けそうな気がしました。サクッと聴いてサクッと楽しんで、そんで後からジワジワ効いてくるのにいい感じのナイスなシングルです。というか2曲ともPVがYouTubeに上がってるし。

www.youtube.com

www.youtube.comやっぱPVを、しかもこういうアニメーション的なのをバンドが自前で作ってるのは何気に相当すごい。

 

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雨に唄えばソング集(全50曲・前半)

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 今年の年末年始は結局全然雨降りませんでしたね。

 古くは『雨に唄えば』から始まっていく、「雨」がタイトルや歌詞に出てくる楽曲を50曲集めて列挙していく記事です。集めてて思ったのが、「雨」をテーマにした楽曲が必ずしも「雨の日に聴きたい曲」かどうかはよく分からないということです。

 あと、「雨」という同じテーマを扱うにしても、扱い方によって雨は「生活の障害」にもなるし「苦痛の表現」にも、もしくは「ちょっと可愛いもの」にも、場合によっては「救いの雨」みたいな表現にもなったりするわけで、色々あるなあと思いました。ので、これらの雨の扱い方を強引に「キュート」「クール」「パッション」のどれかに当て嵌める試みもしてみます。デレマスは二次創作でしか知りません。

 50曲あるので今回の記事は量が多いです。多すぎて書いててしんどくなったんで前半と後半に分けることにしました。あと登場順は時代が古いものから降順です。それぞれ西暦何年のリリースかを付記しておきます。また、今回は最後に掲載するSpotifyのプレイリストを前提に選曲したので、サブスク解禁されてないため泣く泣くリストから外した曲とかあります。大瀧詠一の『雨のウェンズデイ』とか。それでも、超王道から「こんなんもあったんやね」まで50曲なんとか集めました。

 あと、選曲をしてて思いましたけど、雨って生活で常に出てくるわけじゃないから、雨が歌に出てこない人は本当に全然出てこないな…と思いました。そもそも生活模様じゃなくて比喩とか象徴とかのように出てくる「雨」も色々あるんですけども。

 

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2019年の年間ベストアルバム30枚(part2 15→1)

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 年間ベストの後半です。体調悪いけど頑張って書いてます。生きるって大変だぜ。大晦日の昼間、外は幸いにとても明るい中、頑張って書いてます。

 あとこのサムネ、この文章書いてる途中に順位が入れ替わったりするとその都度直さないといけなくて面倒だなあ。15位から1位まで一気に駆け抜けていきます。体調悪いけど。

 

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2019年の年間ベストアルバム30枚(part1 30→16)

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 年間ベストです。こうやってジャケットをコラした画像をサムネにした方がパッと分かる感じがするのは利点ですね。逆に、一目見てネタバレしてしまうわけですけど。

 令和になってめでたいことはそれほど多くなく、悲惨なことばかりが堰を切ったように怒涛の勢いで巻き起こる、頭の痛くなりすぎるような一年でしたが、なんとか生き延びた感じなので、そんななんとなく生き延びた中で聴いて作ったリストです。2回に分けてやっていきます。今回は前半、30位から16位まで。順位はどんくらいちゃんとしてるか不明ですが。

 

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2010年代のロック音楽(15枚、及びそれを取り巻く状況とか)

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 はっきり言ってこんな画像をキャプションにしたくないけども、でも確実に、2010年代において様々なものに確実に多大な影響を与えてしまったものはこの大統領を置いて他に無いと思われ。それこそ2000年代のNYのテロと同じくらいの存在感があるかもしれない。

 最初はやはりツイッターで見かけた「#2010年代ベストアルバム」なるタグの名前に引っ掛けてこの記事を書こうと思ったのですが、しかし自分が選ぶと、時代の潮流とかそんなの関係なしに選ぶと、バンド音楽ばかりになってしまったので、なのでそれを「音楽全て」の中から選んだんだ、とするとなんか恥ずかしい気がしたので、この表題に変えました。ちなみに邦楽は前の記事でやったので選盤から除きました。

 で、15枚を選んで思ったのが「みんな白人だな」ということ。ロックという音楽は2010年代においてUSインディーのブームが収束していくとともにどんどんシーンの中で存在感を失った、もう出来ることが無くなってしまって、R&Bとかの方がより刺激的な音楽であるしシーンも席巻している、という状況になりました。それで強く思うのが、ロックというバンド音楽ってどうしてこんなに白人しかやってないような状況なんだろう、ということ。ジャズとかを見ればむしろ黒人の活躍がどんどんと出てきている状況において、ロックって本当に白人の音楽だなと。それで、世間的には2010年代特に中頃くらいから、ポリティカルコレクトネスとかブラック・ライヴズ・マターとかの運動があって、世の中は多様性を大切にすること、マイノリティを尊重すること等の重要性がより広がっていきました。それは音楽においても、もっと多様性を、となれば、白人しかやっていないロック音楽がメインストリームであり続けることなんて出来るはずが無いなと。

 それで不安になるのが、自分はどうもR&Bとかヒップホップとかジャズとかよりも、いわゆるロックというものによりずっと愛着がある訳ですけど、そういう趣向自体が、白人中心主義的で、現代ではあってはいけない趣向なんじゃ無いかということ。この悩みというか不安というか、問いについてはおそらく特に2016年以降ずっと頭の中でぐるぐるしていたような気がします。あくまで、日本国内がどうか、ではなく自分の問題として。自分はナチュラルに差別主義者なんじゃないかと、頭の隅でずっと違和感が蠢いていたような。

 しかしながら、そういうのをずっと考えることにいささか疲れました。なので、以下は上記の悩ましげな問題など全然無視して、自分の楽器のサウンドの趣向とか曲の感じとかの趣味全開で、15枚をライトに選んでいきます。前の邦楽の記事と同じく年代順です。

 

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#2010年代ベストJポップアルバム(10枚、のうち9枚)

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 ツイッターで表題のタグを見つけて、1枚選んで投稿したのですが、なんかそれだけじゃ足りない感じがしたのであと9枚選んで10枚にしました。「そうか、2010年代もうすぐ終わるんだ…」的な実感や感慨には正直乏しいのですが、そういう期限を切って10枚選ぶのは自分の趣向を見つめなおすのにいいかなと(あと備忘録として)。

 年代順で並べていきます。今までのぼくの年間ベストではランクが高くなかったやつとか入ってないやつとかありますけど人間変わってしまうので…。ツイッターに自分の1枚として投稿したやつは別に記事にします。東京インディーのやつでずっと放置状態になってる1位のやつと一緒ですけども。あと「Jポップ」という単語のイメージからすると外れる気がするものが多いですけど、まあでもタグ見てたらみんな「邦楽」くらいのゆるい受け止め方だったので…。あと、他の企画記事と選盤の被りが多すぎるので、それぞれについての文章は短めに書きます。

 それにしても、「震災で始まった混沌と不安と失望と虚無の2010年」という印象だったですけど、“2010年代”という括りだと2010年も入ってしまうのか…という、しまったな…的な感覚があります。

 

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『空の飛び方』スピッツ(リリース:1994年9月)

空の飛び方

空の飛び方

 

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 今回はスピッツが『ロビンソン』で大ヒットする直前のアルバムにして、実質タイトルトラックの『空も飛べるはず』のリバイバルヒットによって多くのリスナーに聴かれるようにもなった、通算5枚目のフルアルバム『空の飛び方』の全曲レビューです。

 前作『Crispy!』がはじめてプロデューサーを迎え、売れるための気合を入れて製作したにも関わらずチャートに入らなかった、しかしながら収録曲のひとつである『君が思い出になる前に』をシングルとしてリカットしたところようやく初のヒットとなり、それを受けて今後どうなるか、という状況でした。そこからシングル『空も飛べるはず』『青い車』がスマッシュヒットし、そしてこのアルバムに至ります。ブレイクとまではいかなくても発売当初チャートで14位まで上昇したと言うことで、お茶の間ブレイク直前まで来ていたとも思えます。

 それで、そんな作品の内容はどんな感じか。詳しくはこの後の各曲レビューやあとがきに書きますけど、大まかには「大ヒット以降の典型的なスピッツの感じ」がこの時点で相当完成してると言えそう。その上で、まだ初期スピッツと連続しているように感じられる部分が残ってたり、むしろそういう性質が大ヒット以降っぽい質感の下で妖しく蠢いていたりと、そういった部分が今作の魅力なのかなと思います。個人的には『フェイクファー』までと思っている“中期スピッツ”という概念における、ひとつの達成でありつつも過渡期というか。

 なお、今作からジャケット写真を女性にするのがスピッツのアルバムの定番になっていきます。これは『ハヤブサ』『小さな生き物』といった例外がありつつも、今年の『見っけ』に到るまで続いています。

 では本編に。

  • 1. たまご(3:28)
  • 2. スパイダー(3:47)
  • 3. 空も飛べるはず(Album Version)(4:31)
  • 4. 迷子の兵隊(4:31)
  • 5. 恋は夕暮れ(5:01)
  • 6. 不死身のヴィーナス(3:24)
  • 7. ラズベリー(4:42)
  • 8. ヘチマの花(3:06)
  • 9. ベイビーフェイス(Album Version)(4:12)
  • 10. 青い車(Album Version)(4:41)
  • 11. サンシャイン(5:25)
  • 総評

  

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初期スピッツについて(8つのテーマで)

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 祝・スピッツの(ほぼ)全スタジオ音源サブスク解禁!*1

 この機会にこのブログのスピッツ全曲レビューも前進すればいいんですが…その代わりというわけではありませんが、今までに書いてきた時期のスピッツ、所謂“初期スピッツ”という概念について、今一度まとめておきたいなとずっと思っていたので、今回はそれをしようと思います。

 方法としては、筆者が勝手に決めた8つのテーマに沿って3曲ずつ初期スピッツの楽曲を改めて取り上げて、何か所感とかを書くなかで「ああ確かに初期スピッツってそういうことかもしれない」みたいな何か取り回しのいいものが見つかればいいな…というものです。こういう手法なので、すでに書いてる内容とかなり重複する部分があります。

 なお、この記事で貼り付ける各楽曲のリンクは全てSpotifyのリンクです。あしからず。また、ここで規定する“初期スピッツ”はメジャーデビュー後〜アルバム『惑星のかけら』までとさせていただきます。*2

*1:一部カップリング曲や初回盤特典の楽曲などは今回漏れています。『エスペランザ』とか。あとインディー時代の音源とかもまあ無いですね。

*2:インディー時代は『ヒバリのこころ』くらいは加えても良かったかもですが今回サブスク化から漏れてるし。

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