The Bandの有名な写真のひとつ。ベンチからはみ出てるの、両サイドの人しんどそう。
最近上映されてる例の映画を観たので、Neil Youngの記事をちょっとお休みして、The Bandの記事を書きます。
The Bandを全く知らない人がこれを観て聴き始めたりするのかはよく分からない(そんなことあるのかな…?)ですけど、でも名前は知っててちょっと聴いてるけどのめり込んではいない、くらいの人がこれをきっかけによく聴くようになるというのは、映画自体もそうだけどこの映画が公開されたことによって出ていきた幾つかの素晴らしい文章群によって引き起こされるかもなあ、と思うところ。
自分も、どちらかといえばそういう文章群に触発されて、今のところでこのバンドについて思うところを、とりとめなく書いておこうというのが今回の記事です。結果的に9つくらいのトピックになりました。記事の最後には、手前味噌ですがぼくが作った20曲のプレイリストに沿って、彼らの名曲等の1曲ずつのレビューをしていきます。なのでやはり短くない記事です。
- The Bandというバンドの特徴及び分かりづらさ
- 大雑把な概要(及びボスの言葉)
- ここがすごいよThe Band
- ここが分かりにくいよThe Band
- 1. 曲やサウンドが地味、テンポ遅い、権威的、ダッドロック的
- 2. The Bandはスワンプ?サザンロック?
- 3. 3人のボーカルの声質(あと髭もじゃ具合)が似てる
- ここが解せないよThe Band
- 1. Robbie Robertsonは稀代の「演出家」?「裏切り者」?
- 2. 「The Last Waltz」とは何だったのか
- 3. Richard Manuelという未完の才能
- プレイリストに基づく20曲レビュー
- 終わりに
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