Common As Light and Love Are Red Valleys of Blood
- アーティスト: Sun Kil Moon
- 出版社/メーカー: Caldo Verde
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: CD
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Sun Kil Moonの上記作品の歌詞精読。これで4曲目。
disk1の4曲目に収録されている曲で、曲としては重々しいドラムのリズムで淡々とトラッシュトーキングが続くので、やはり面白さを感じづらい曲。アコギもブレイクの箇所以外は入らず、途中で僅かに入るエレキギターもあまり特別な効果を上げている気がしない。
なお今作は、引用等の箇所でリズムがブレイクしてアコギ(と語り)だけになる、という展開が頻出します。この曲も、次の曲『Lone Star』もそういう展開で、正直曲ごとのメリハリとかはあまり考慮されていないっぽい。
歌詞については、途中から高速道路沿いの色んな施設を、そこにまつわるエピソード付きでマークが紹介していくような形式を取る。高速道路を移動しながらの歌詞とは思えない重々しいリズムで、なかなか重たいエピソード群を持つ各地を解説するので、内容確認するのにやたら時間がかかってしまったし、最後のニュース引用風センテンスは検索しても全く情報がなく*1、おそらくマークの創作なんだろうけど、何がなんだか分からない。
それでも、マークの歌詞を調べるべくGoogleマップでカリフォルニアの各地を辿り、刑務所とか何とかの位置を調べたりするのは、家にいながら小旅行をしているような部分があって、そこそこに楽しくはあったんですけれども。
*1:この曲の歌詞しか出てこない…